イラセマ海岸では80トンのゴミを回収

2016年 01月 3日

イラセマ海岸

ブラジル北東部・セアラー州フォルタレーザ市の日刊紙ウェブ版「ヂアリオ・ド・ノルデスチ」が1月1日づけで報じたところによると、同市のイラセマ・ビーチで年越しイベントの後で回収されたゴミは80トンにのぼったという。

イラセマ・ビーチのあるエリアは北東部随一の洗練された観光地で、ブラジル人だけでなく、ヨーロッパからの観光客にも人気が高い。

そのイラセマ・ビーチで行われたカウントダウンイベントには、ショーや花火の打ち上げを見るため数十万人の人が詰めかけ、新しい年の到来を祝った。

イベント後には同市の清掃・都市整備公社から300人の清掃員と60人の廃品回収業者、10のリサイクル団体が清掃とゴミの分別にあたった。ゴミの回収作業中も観光客たちは今年最初の水浴びにイラセマ・ビーチを訪れていたという。

(文/余田庸子、写真/ Estácio Jr./Divulgação/Prefeitura Fortaleza)
写真はフォルタレーザ市、1月1日、新年を迎えたイラセマ海岸