2016年 10月 15日 03:25
10月14日(金)、大分県別府市の「APU PLAZA OITA」は、APU(立命館アジア太平洋大学)の留学生コミュニティ施設で、起業を目指す留学生の支援を目的とした「エンルート起業支援室」を開設すると広報した。
ドローンに代表される無人ロボット技術を、農業、漁業、土木、警備などの産業に活用した事業を志望する起業家のサポートを行う。
同プロジェクトは、日本国内での事業化はもとより、母国での事業支援も積極的に行うという。日本の高信頼性技術は、海外での起業、事業化にも高い競争力を持つと考え、日本で学ばれた留学生と、母国の橋渡しになるような事業展開も期待しているとのこと。
APU(立命館アジア太平洋大学)は留学・海外学習プログラムにおいて、71カ国・地域、454の大学・研究機関等と協定を締結しており、うち46カ国・地域、138の大学・機関と交換留学プログラムを実施している。ブラジルはサンパウロ大学と協定を結んでいる。
「エンルート起業支援室」には、埼玉本社とのテレビ会議システムを設置し、留学生が事業化プレゼンテーションを随時行える環境を用意。プレゼンテーションを通して、エンルートから機材や資金のサポートを行う。また、エンルートのドローン、無人車両などの最新モデルを常備し、起業のアイディア作りや商談に役立てる。クライアントを起業支援室や、併設される打合せ室に招き、テレビ会議による本社スタッフのサポートも交えて商談を進められるよう準備する。
問合せはエンルート(電話:049-293-4567、メールアドレス:info@enroute.co.jp)まで。HPはhttp://www.enroute.co.jp。
(文/麻生雅人、写真提供/エンルート)
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