クリスマスの恩赦で釈放された囚人が強盗

2017年 01月 3日

ピタングイ市 キリスト像

2016年の12月27日(火)の夜、ミナスジェライス州ピタングイ市のシャパダォン地区で、銃を持った男ふたりがバーに押しいる事件があったと、現地メディア「G1」が伝えている。

軍警察によると、ふたりはバーにいた客から金品などを奪った後にバイク一台に乗って逃走したものの、通報を受けてかけつけた警察官と、路上で直面したという。

バイクを運転していた男はピタングイ市内の道路の曲がり角で態勢を崩して転倒、すかさずバイクを立て直して共犯者を残したまま逃走したという。

路上の残された容疑者は、殺人と武器の不法所持により刑に服していた36歳の男性で、クリスマスの恩赦を受けて出所していたという。クリスマスの恩赦は2016年にも実施され、数名の囚人が家族を訪問するために恩赦の承認を受けたとのこと。

男は軽傷を負っていたためサンタカーザ救急病院に搬送された後、逮捕されて警察署へ連行された。

バイクで逃走した男は現在まだ行方はわかっていない。

(文/麻生雅人、写真/YouTube/Reprodução)
写真はビデオ「ピタングイ市市政300年」より、同市に2000年に建造されたキリスト像