京都のフットサルスクール、クラウドファンディングで支援募る
2017年 03月 17日スポーツ支援クラウドファンディング・サービスのスポチュニティは3月17日、プロ志向のフットサル・サッカー選手育成スクール「ガットフットサルスクール」への支援プロジェクトを開始すると発表した。
ガットフットサルスクールは、京都府木津川市で2008年(平成20年)に発足したフットサルスクール。フットサルプロリーグ(Fリーグ)の湘南ベルマーレをはじめとしたプロチームに多数の選手を輩出しているほか、2010年には小学生の全国大会でベスト8、2016年にはU-12カテゴリーが全国ベスト16となったという。
元フットサル選手の原田健司が代表を務める同校は、オリジナリティ溢れるトレーニングメニューやきめ細かい指導が定評だという。地元木津川をはじめ京都南部や奈良近郊から、世界レベルの技術とハートを持った選手を多く輩出していきたいとの想いを持って運営され、アカデミー(U18,U15,U12)、プレアカデミー(U10,U8,U6)と、幅広い年代と競技レベルで行うクラスを拡大してきた。
しかし同スクールのトップチームは、2016年に京都一部リーグに昇格したもののFリーグの所属ではないため、クールで育った選手が、Fリーグや他のチームに移籍せざるを得ない現状があるという。
そのため、スクールで育成した選手が思う存分「地元のチーム」で「プロとして」活躍することができるように、クラウドファンディングサービス「スポチュニティ」を利用して支援を募ることとなった。具体的には、トップチームのプロリーグ(Fリーグ)昇格に向けた選手の活動および強化費、Fリーグ昇格の際の登録費用など、選手の育成環境を整備するための支援金を募集する。
支援募集期間は2017年3月16日~2017年10月31日。支援金募集には、継続支援コース(月額で500円/1,000円/3,000円/5,000円/1万円/3万円/5万円/10万円から選択)、お試し支援(1回払いで2,000円/4,000円/1万2千円/2万円/4万円/12万円/20万円/40万円から選択)の2パターンがある。
このクラウドファンディングでは、支援金額ランキングによってサポーターへのリターンが変わるスポチュニティ独自の仕組みである「ファンランキング」上位者に、TOP30でスクールオリジナルタオル、TOP10でフットサル特別練習会(元日本代表がスキルを伝授する貴重な練習会を予定)、TOP1にはスクールオリジナルユニフォーム(スクール出身プロ選手のサイン入り予定)などのリターンが用意されている。
プロジェクトURLはhttps://www.spportunity.com/kyoto/team/197/detail/。
またスポチュニティでは、支援プロジェクトの実施を希望するプロ・セミプロチームを募集している。野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、アメリカンフットボール、ラグビー、テニスなど、ジャンルを問わず対応可能とのこと。
(文/麻生雅人、写真提供/スポチュニティ)