89歳のおしゃれインスタグラマー、バディー・ウィンクルさん、「死ぬまでにしたいこと」をリオで実現

2017年 12月 31日

バディー・ウィンクル

“ファッショニスタおばあちゃんインスタグラマー”、バディー・ウィンクルさん(89)が、「バケットリスト(死ぬまでにしたいこと)」を作成して、リオデジャネイロをはじめ世界各地で、リスト通りの旅を実現したと、世界最大級の宿泊予約サイトHotels.comが発表しました。

バディー・ウィンクルさんは、その個性的でセクシーなファッションと、彼女が発信する「人生は一度きりだから自分らしく今を楽しもう」というポジティブなメッセージで世界中の人たちを魅了して、インスタグラムのフォロワーは330万人を超えているそうです。

Hotels.com Rewardsを利用して「バッドアス(大胆不敵な人の意味)・バケットリスト・ツアー」を実行したバディーさんは、バケットリスト旅行で、長年の夢を叶えることができたと語りました。

「グランドキャニオンの上空を飛んでみたり、ブラジルで男の子たちをからかってみたり、ムーランルージュで靴を勢いよく脱ぎ捨ててみたりといった経験は私にとって一生の宝物です」(バディー・ウィンクルさん)

バディーさんが実行したバケットリスト旅行は下記。

1. ナイアガラの滝で川下り
2. ニューヨークのルーフトップバーでバッドアス・カクテルを飲む
3. アメリカンフットボールチーム、ダラス・カウボーイの本拠地でタッチダウンを決める
4. グランドキャニオンをヘリコプターで横断
5. リオデジャネイロでサンバ・クラスに参加する
6. イパネマ・ビーチでセクシーなバレーボール選手で目の保養をする
7. ロンドンのバーミンガム宮殿でハリー王子をお持ち帰り
8. パリのムーランルージュで魅惑のパフォーマンスを堪能
9. ダブリンの伝統的なアイリッシュパブで歌って踊ってお酒を楽しむ
10.ロンドンのゲイバーG-A-Yでナイトライフを楽しむ

バディーさんのバケットリスト旅行の様子は、Hotels.comのインスタグラム( https://www.instagram.com/hotelsdotcom/ )または、youtubeでも見ることができます。

 

 

また、Hotels.comは旅行に関する「バケットリスト(死ぬまでにしたいこと)」の世界中でのアンケート調査結果も発表しました。

調査は28カ国、6,788名の成人を対象に2017年9月にOnePollが実施したもので、この調査の結果によると、一般的な観光名所を巡るために旅のプランは人気が低いという結果となったそうです。

ミレニアル世代のバケットリストでは、異文化を体験する旅、自分探しの旅、新しい何かを学ぶ旅、あるいは雄大な自然と出会う旅といった内容が多くを占めたとのことです。

誰とバケットリストを達成したいかという質問に対しは、ミレニアル世代の約半数の回答者(40%)が、有名人(11%)、兄弟/姉妹(28%)または一人旅(25%)を差し置いて、両親か祖父母と一緒に達成したいと回答したそうです。Hotels.comは、ミレニアル世代は、人生の先輩たちとのコミュニケーションを重視し、バケットリストを両親や祖父母と叶えたいと考える人が多いことが予測されるとしています。

そのほかにパケットリスト入りしたのは、その土地ならではのストリートフードを食べる(33%)、新たな言語やスキルを学ぶ(33%)、知らない通りを探検する(35%)だったそうです。また、10人に1人以上の世界の旅行者が、フィンランドのラップランドでサンタに会う(14%)、パルクールの技を学ぶ(12%)、ドラッグ・クイーンのショーを観る(10%)、落書きアートを実際に描いてみる(11%)といった、独特な体験をバケットリストに含めたそうです。

日本人の回答では、自由の女神を訪れる(26%)、マチュピチュに登る(25%)といった、観光名所を巡る旅にも関心が高いことが反映された一方、スカイダイビングをする(28%)、有名人とパーティーをする(21%)、シャークダイビングをする(18%)などのアクティビティーも一定の人気を集めていたとのことです。

(文/麻生雅人、写真/Reprodução/Youtube)