ブラフェス、7月15日のメインゲストはカルラ・ヴィジ。「バイーアのサンバも歌います」

2018年 07月 14日

カルラ・ヴィジ

7月14日(土)からはじまった「第13回ブラジルフェスティバル」(主催・在日ブラジル商工会議所)。14日にはメインゲストとしてセルタネージョ歌手のジョエ平田が出演。久しぶりに日本のファンの前で歌声を聴かせた。

15日(日)のメインゲストは元シェイロ・ジ・アモールのカルラ・ヴィジ。ブラジルフェスティバル開幕に先駆け、12日(金)に東京・赤坂見附にあるシュハスカリーア「ブラジリカグリル」で行われた記者会見で、ステージへの意気込みを語った。

数年前に来日公演を行っているカルラ・ヴィジは初来日のときの思い出を語った後、ショウのレパートリーについての質問を受けて、サンバやフレーヴォ、MPBなど幅広い歌をお届けたいと語った。

「バンドを脱退してソロで活動をするようになってから、ガウ・コスタやマリア・ベターニアのようなインテルプリチ(自作曲ではなく、作詞家の書いた曲や有名曲を自身の解釈で歌う歌手)として歌うための様々なことを学びました。ブラジルフェスティバルでのレパートリーもサンバからフレーヴォ、そして私の故郷バイーアの歌などを歌う予定です」(カルラ・ヴィジ)

バイーアが生んだサンバも歌うという。

「ドリヴァウ・カイーミ、ジウベルト・ジウなどバイーアのソングライターの歌、そしてバイーアが生んだ偉大なサンビスタ、ヒアシャンの歌などをお届けする予定です。ヒアシャンは粋なマランドロ・スタイルのサンビスタで、白いスーツにアクセサリーやスカーフをあしらった粋でお洒落な人なんですよ」(カルラ・ヴィジ)

「第13回ブラジルフェスティバル」(主催・在日ブラジル商工会議所)は東京・代々木公園で7月15日(日)まで開催。入場無料。カルラ・ヴィジの出演予定時刻は18時35分から。

(写真・文/麻生雅人)
写真真ん中がカルラ・ヴィジ。右はジョエ平田、左はダヴィ・ズース