【コラム】ブラジルのフェイシャルコットン比較! 日本製との違いとは
2018年 10月 21日こんにちは、ブラジル在住美容ブロガーのchisaです。
みなさん、ブラジルで「コットン」は、どんなものを使ってますか?
化粧水を使う時、メイクを落とすとき、ネイルケアに様々な用途のあるコットン。ブラジルだとメイク落としはふき取りタイプが多いし、ネイルはジェルネイルよりもマニュキュアが主流だから、除光液で落とす際に使うなどコットンって意外と出番が多いですよね。
そこで本日は、ブラジルのコットン(ブラジルではAlgodão アウゴダォンと言います)ってどんなものがあるのか? 日本製と比べて違いはあるのか? 比較した結果をご紹介します。
日本から持参したコットン「シルコット」と、ブラジルの格安スーパーでゲットした2種のコットン「prezunic」と「Topz」を比較したいと思います。
「シルコット」82枚、150円(1枚あたり1.8円)
「prezunic」50枚、300円(1枚あたり6円)
「Topz」36枚、300円(1枚あたり8.3円)
まずはお値段。
やはり日本製は、1枚当たりの単価がめっちゃ安い! ブラジルだと1枚6円以上します…。
ただ、ブラジルの2商品は天然コットン100%なので、品質が良いのです。
例えばシルコットンで天然コットンの「シルコットシリーズの天然コットン100%」だと66枚、200円(1枚あたり3円)です。
次は、使ってみての感想を。
「シルコット」は3つの中で一番薄いながらもしっかりとした造りで、毛羽立ちが少なく耐久性も良かったです。そして繊維が細かいのか、汚れがバッチリ取れます。
続きまして「prezunic」。
四角いコットンしか使ったことがなかったので、丸いコットンは初。片面がボーダーにプレスされているのタイプだったので、こちらも毛羽立ちが少なく、耐久性があります。
試しにわたしが使用している、エビスツインエレナイザーという美顔器に取り付けてみたところ、サイズ感もばっちり。10分くらい化粧水をコットンにしみこませて美顔器で顔を撫でまわしてみましたが、それでもこの通りの耐久性。ただ、シルコットと比べると目が粗いのか、汚れの吸着具合はいまひとつでした。
最後は「Topz」。
こちらは、1枚8.3円と少々高めに感じますが、その分かなり分厚い造り。
なんと「4枚」に分解できます!
4枚に分けたくらいで、ちょうど他のものと同じくらいの厚みです。そうなると1枚単価は2円くらいに下がるので、シルコットとほぼ同じ単価に。
しかし、問題点が…。。めっちゃ毛羽立つ! 繊維残りも! なので、ネイル落としに使ったら爪に繊維残りそうだし、マスカラを落とす際のポイントメイクにつかったら、まつ毛にコットンが絡みそうです。
ただ、もし化粧水でフェイスパックをしてみたところ、「Topz」のコットンが一番顔への定着率が良かったです。なかなか顔から落ちずに、10分くらいキープして保湿してくれます(ふき取り化粧水が多いブラジルで、大量の化粧水を使ってパックをし続けられるのか謎ですが…。あくまで私の場合です)。
ちなみに「Topz」のコットンは箱に入った別のタイプの商品もあります。そちらはロールが1本入っていて、ちぎって使うタイプなので、ケガをしたときの消毒なんかに便利だと思います。
という訳で、私のおすすめコットンは「prezunic」に決定!
コスメショップのタッチアップで使う際もぺらっとした丸いコットンを使う店が多いので、この形は人気なのかなと思います。コットンでお悩みの方、ぜひチェックしてみてくださいね。
追伸。「prezunic」と「Topz」は封をあけてしまうと袋から飛び出てしまったりしてちょっと保管が面倒なので、コットンケースを買うことをおすすめします。
(写真・文/樋口ちさ)