ロクシタン・ブラジルの人気アイテム、日本で発売に。日本限定発売の商品も登場

2018年 12月 19日

LOccitane

ロクシタンジャポンは12月18日(火)、ロクシタンブラジルの人気定番アイテムとなっている「Ninfa das Águas(ニンファ・ダス・アグアス/水の妖精)」ラインを、12月19日(水)から数量限定で日本で販売すると発表しました。

この商品は、日本ではフランス語読みで「オー ド ニンファ」の名で販売されるとのことです。

ロクシタンブラジルは、アラウカーリア(パラナ松)やカジュー(カシューナッツがとれる木の果実)、ウンブー(セハード地域特産の果実)など、ブラジルならではの植物や果物を原料に使ったご当地限定シリーズを発売しており、日本人観光客のお土産としても人気となっています。

「オー ド ニンファ」シリーズは、アマゾン川流域が原産のスイレン科の巨大な水生植物ヴィトーリア・ヘジア(オオオニバス、Victoria amazonica (Poepp.) J.C. Sowerby)にまつわる妖精の伝説にインスピレーションを得ているとのことです。

水上でお盆のような形で浮かぶヴィトーリア・ヘジア(オオオニバス)の葉の直径は2mほどにもなるということです。この植物はフォルノ・ダグア(水炉)、ハイーニャ・ドス・ラゴス(池の女王)などの別名でも知られています。

ロクシタン オオオニバス

国立海洋博公園の熱帯ドリームセンターによるとヴィトーリア・ヘジア(オオオニバス)の花は「2日にわたり夜に開花」するとのことです。同センターによりますと「花は夜に咲き、日中は閉じて翌日の夜に再度咲き」、「1日目の花は白く、香りがあり、2日目はピンクに変色して香りはほとんど」ないとのことです。

このような花の習性を神秘的に感じたためか、アマゾン地方の先住民族の間ではヴィトーリア・ヘジア(オオオニバス)に関する伝説が語り継がれているそうです。

ロクシタンブラジルは、「花が夜に水に浸かると、花の中からひとりの美しい女性が姿を現わし、花弁は女性の髪となり、その髪がゆれると素敵な香りを放ちます。ミステリアスな緑色をした彼女はこの世界を知ったことを喜ぶかのように月光のもとで一人で遊びますが日が昇る前に花の姿に戻ってしまいます」という物語を伝えています。

商品のパッケージデザインはこの物語をもとに、ブラジル人デザイナーのダニ・カブラウさんが手掛けています。

ロクシタンブラジル

今回、日本で限定発売されるのはこの「オー ド ニンファ」シリーズからオードトワレ、ソフトボディクリーム、ハンドクリーム、シャワージェルの4種類です。このうちシャワージェルは日本限定発売となります。

ロクシタンジャポンは、同ラインについて「ペアーや柑橘系がみずみずしく香り、スズランやローズの華やかさが加わり、水の精“オー ド ニンファ”をイメージ」していると紹介しています。

オー ド ニンファ シリーズは2018年12月19日(水))から数量限定での発売となります。

(文/麻生雅人、商品写真提供/ロクシタンジャポン、写真中/Ana_Cotta)
写真上左から「オー ド ニンファ オードトワレ」100mL 5,900円(税込6,327円)、「オー ド ニンファ シャワージェル」(日本限定発売)250mL 2,900円(税込3,132円)、「オー ド ニンファ ソフトボディクリーム」250mL 5,000円(税込5,400円)、「オー ド ニンファ ハンドクリーム」30mL 1,400円(税込1,512円)。写真下は「オー ド ニンファ シャワージェル」