「全国宗教的不寛容への抗議の日」、リオで抗議の行進

2023年 01月 23日

trbr7897

行進では、ゼー・ペリントラによってナヴァーリャ(短刀)を授けられたという伝承を持つ
ウンバンダの霊的存在マリア・ナヴァーリャ像が掲げられた(写真:Tânia Rêgo/Agência Brasil)

第2回「ゼー・ペリントラの行列」が1月21日、リオデジャネイロ市中心部で行われた。行列はラパのアーチ(Arcos da Lapa)にある聖域を出発し、街路を進んでシネランジアに到達。アフリカ系宗教の中でも特に人気の高い霊的存在の信奉者たちが参加し、信仰を理由に差別を受ける人々の現状を訴えた。行列の終点では、宗教的不寛容に反対するエキュメニカル宗派横断集会が行われた。

ゼー・ペリントラの聖域が主催したこの行列は、宗教的不寛容への抗議委員会および周縁化された人々の連携センター(Ceap)の支援を受けて実施された。

ゼー・ペリントラは、アフリカ系宗教、特にウンバンダにおいて最も知られた霊的存在の一つである。起源はブラジル北東部とされるが、広く知られるようになったのはリオデジャネイロである。信奉者の一部から「セウ・ゼー」と呼ばれるこの存在は、白いスーツに赤いネクタイ、パナマ帽、先の尖った靴を身に着けた、ボヘミアンな“マランドロ”で、サンバ愛好家の姿を象徴している。

リオ中心部ラパにあるゼー・ペリントラ聖域の代表ジエゴ・ゴメス氏は、次のように述べた。

「今日は信仰によって団結し、他者の信仰に基づく愛を排除しようとする人々に対し、社会的な応答を示すために集まりました。ゼー・ペリントラとオシャラー神が、皆さんの人生に良い道標、健康、繁栄、そして大きな団結をもたらしてくれることを願っています」

連邦リオデジャネイロ大学(UFRJ)比較史学博士であり、ババラウォ(司祭)でもあるイヴァニール・ドス・サントス氏は、「全国宗教的不寛容への抗議の日」がブラジルで制定された経緯を説明した。

これは2007年12月27日の連邦法第11.635号によって定められたもので、バイーア州のイアロリシャ(女性司祭)でありイリェ・アシェー・アバッサーの創設者であったマンイ・ジウダ(ギルダーシア・ドス・サントス・エ・サントス)の死が契機となった。彼女は他宗教の集団に自宅とテヘイロ(祭場)に侵入され、迫害や暴言を受けた後、急性心筋梗塞で亡くなった。

「この日は全国的な対策の日となりました。私たちにとって重要なのは多様性です。宗教的不寛容がある限り民主主義は存在しません。女性蔑視、人種差別、同性愛嫌悪がある限り民主主義は存在しません。民主主義は、世俗国家と多様性があって初めて成立するのです」(イヴァニール・ドス・サントス博士)

パウマーリス財団のジョアン・ジョルジ代表は、宗教の自由を守る取り組みは文明的な営みであり、現代ブラジルに不可欠だと述べた。

「これは前進です。私たちは憎悪の時代、宗教的憎悪の時代を生きています。今こそ家族、国家、文化、宗教が必要なのです」

さらに同氏は、パウマーリス財団の役割は不寛容に抗議する姿勢を貫き、広く知らせ、全国的に支援することだと強調した。「ブラジル国民が、各人の宗教的自由の重要性を理解する必要があります」

人権・市民省(MDHC)によると、政府は「すべての信仰表現を尊重し、ブラジル国家の世俗性を確保する」ことを約束している。同省によると、通報窓口「Disque 100」のデータでは、過去2年間で宗教的不寛容行為が45%増加したという。

「この観点から、人権・市民省の新体制は、さまざまな宗教的表現、あるいは無宗教の立場を尊重するという姿勢を改めて示します」と声明を発表した。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)