カテゴリ : column ガウーショ修行中、エミリオのブラジル案内 宗教 社会
2015年 02月 3日 01:05
先日、ウンバンダと呼ばれる宗教儀式の会合に親戚に誘われて行ってまいりました。
ウンバンダとは、奴隷としてアフリカから連れてこられた黒人たちが持ち込んだ宗教と、ブラジルの原住民(インディオ)の思想、心霊主義などを反映した宗教だといわれているそうです。
到着して神棚にたくさんお供え物が綺麗に飾られてるの見てまずはびっくり。数々のフルーツ、手作りチョコレートやケーキ等。これらは後で参拝者で分けのですが、私も持ち帰りました。
まずは首長の方の挨拶が始まり、アタバーキのリズムが鳴り始めると、祈りと共に皆さんが会場をグルグルと周りはじめ、ゆっくりと時には激しく、最後にはトランス状態になる人が出てきたりします。
彼らにはそれぞれに彼らのオリシャーがいて、乗り移るらしいですね。
会場には一般の観客もいて、その一般人は最後には乗り移られたオリシャーに色々と相談をなされる場面もあります。私の親戚の人も相談したいということで列に並びました。
私もこと宗教に関してはまだよく分かりません。私にはまだ未知の世界ですが、とてもいい体験でした。
(写真・文/土居 清光エミリオ、記事提供/土居 清光エミリオFacebook、写真/Rafael Neddermeyer/Fotos Publicas)
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