麻布十番「ゴストーゾ」で期間限定とちおとめ「いちごのカイピリーニャ」を展開
2024年 10月 18日
麻布十番、鳥居坂下にある炭火焼シュハスカリーア(シュラスコのレストラン)「ゴストーゾ」では、通常メニューにあるトラディショナル・カイピリーニャに加え、ライムの代わりにいちごを使ったカイピリーニャを秋季限定メニューでスタートした。
「カイピリーニャ」は、カシャッサをベースにしたカクテルで、使う材料はライム、砂糖、氷のみと規定されているが、「カイピリーニャ」に他のフルーツをプラスしたり、ライムの代わりに他のフルーツを使ったアレンジ版もブラジル本国では親しまれている。
ライム以外のフルーツでは、キーウィ、いちご、パッションフルーツなどがよく使われている。
基本的にはカシャッサは、いろいろいなフルーツと合わせやすいニュートラルな割材ではある。とはいえ、「カイピリーニャ」はレシピがシンプルゆえに奥が深く、使用するカシャッサ自体の持つ味や香りと、それぞれのフルーツの甘さや酸味、そして砂糖の量のバランスを取るのは、繊細な作業となる。
「ゴストーゾ」の「いちごのカイピリーニャ」では、宇都宮産のとちおとめをふんだんに使用。素材のの特徴を生かした日本版「いちごのカイピリーニャ」を作り上げている。
都内に数あるシュハスカリーアの中でも「ゴストーゾ」は、メインの肉はもちろん、サラダのドレッシングに至るまでサイドメニューの随所まで味にこだわる店として知られている。もちもち感たっぷりのポンジケージョも、都内で最も本場ブラジルに近いもののひとつと高い評価を得ている。そんな同店ならではの「いちごのカイピリーニャ」、手抜きなしの味が楽しめる一杯だ。
(文/麻生雅人)