中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領、BRICS首脳会議に出席せず
2025年 07月 5日
ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカからなるBRICSのスタート時のメンバー5カ国のうち2カ国が、今週日曜日(6日)と月曜日(7日)にリオデジャネイロで開催されるBRICS首脳会議に出席しない予定だという。
中国の習近平国家主席は出席せず、李強首相が代理で出席すると発表した。ロシアのプーチン大統領も出席しないが、ビデオ会議を通じて会議に参加する予定だという。ロシア代表団にはセルゲイ・ラブロフ外相が同席する予定。
南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領とインドのナレンドラ・ダモダルダス・モディ首相はこのイベントに出席することを確認した。
BRICSは現在11カ国で構成されている。当初の加盟国はブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国だった。さらにエジプト、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エチオピア、インドネシア、イランも加盟している。加えてパートナー国として、ベラルーシ、ボリビア、カザフスタン、キューバ、マレーシア、ナイジェリア、タイ、ウガンダ、ウズベキスタン、ベトナムが参加している。
BRICS議長国は毎年交代制で、現在はブラジルが議長を務めている。任期は2025年12月31日まで。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)