FIFA、2026年ワールドカップのマスコットを発表
2025年 09月 26日
国際サッカー連盟(FIFA)は本日(9月25日)、2026年ワールドカップのマスコット3体を発表した。大会はアメリカ合衆国、カナダ、メキシコの3か国で開催され、マスコットはそれぞれの開催国を表わす存在としてデザインされている。
「カナダのヘラジカ(ムース)の“メイプル”、メキシコのジャガーの“ザユ”、アメリカのボールドイーグルハの“クラッチ”は、それぞれの国の活気ある文化、伝統、精神を反映するように丁寧に開発されました。これらのマスコットは、スポーツへの共通の情熱、団結、そして多様性を象徴する存在として結びついています」とFIFAは声明で述べている。
2026年大会は、マスコットが登場する16回連続のワールドカップとなりる。これまでの大会では、人間、芸術、動物、果物、さらには幻想的な存在など、さまざまなインスピレーションがマスコットに反映されてきた。
今回の大会は、史上初めて3か国が共同開催するワールドカップとなる。これまでの例外は2002年の日韓共催のみで、それ以外はすべて単一国での開催だった。
各マスコットの紹介:
メイプル・ザ・ムースは献身的なゴールキーパー。旅するために生まれ、カナダのすべての州と準州を巡り、人々とつながりながら豊かな文化を受け入れてきた。伝説的なセーブを繰り出す特別な才能と、力強い心を持ち、メイプルは尽きることのない物語と揺るぎない技術を兼ね備えている。
ザユ・ザ・ジャガーは創造的で俊敏なフォワードで、ディフェンダーを圧倒する。メキシコ南部のジャングルから生まれ、国の豊かな伝統と活気ある精神を体現している。ピッチ外では、ダンス、料理、伝統を通じてメキシコ文化を讃え、情熱をもって国境を越えて人々をつなぐ。
クラッチ・ザ・ボールドイーグルは優れたミッドフィルダー。冒険への尽きない渇望を持ち、アメリカ全土を飛び回り、あらゆる文化や瞬間を好奇心と楽観主義で受け入れる。フィールドでは恐れ知らず、フィールド外では人々を鼓舞する存在であり、行動によって仲間を導き、士気を高め、困難を成長の機会へと変えていく。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)
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