リオの年越しイベント、過去最大規模の花火打ち上げと1,200機のドローン・ショーが観衆を魅了
2026年 01月 2日

ギネス世界記録で「世界最大の大みそかイベント」と公式認定されているコパカバーナの年越しイベントに、260万人が集まった。これは、250万人が訪れた2025年の年越しを上回る数字で、推計はリオ市当局によるもの。
今年のハイライトとなったのは、過去に例のない規模で実施された花火ショーだった。海岸沿いに19隻の台船が配置され、前年のほぼ2倍にあたる数の台船から打ち上げられた花火が、12分間にわたりリオの夜空を照らした。市当局によると、これまでリオで行われた中で最大規模の花火となったという。
リオ市当局は声明で、「2026年の年越しイベントは、市内13カ所に設けられたステージに、地元住民と観光客を合わせて510万人以上を動員し、リオが再び“世界最大の年越しの目的地”としての地位を確固たるものにした」と強調した。
コパカバーナでは、年明け直後に披露された1,200機のドローンによるショーが観客を魅了した。これは大規模イベントとしては、ラテンアメリカ最大規模のドローン演出とされる。DJアロックの音楽に合わせて、ドローンがキリスト像やパォン・ジ・アスーカルの岩山など、リオを象徴するイメージを夜空に描き出し、花火と完全に同期した演出が展開された。なかでも観客を驚かせたのは、空中に投影された人間の顔が、メッセージを通じて観客と“対話”するように見える演出だった。
コパカバーナの各ステージでは、多彩なショーが観客を大いに沸かせた。
ジウベルト・ジウのステージにはネイ・マトグロッソ、歌手ベロの公演にはアウシオーニと、それぞれ大物が登場して、互いのキャリアを代表する名曲を披露した。ジョアン・ゴメスのステージには歌手イーザが加わった。感極まった様子のゴメスは、リオの観客からの温かい歓迎に感謝し、自身の出身地が「ここからずいぶん遠い」北東部ペルナンブッコ州であることを振り返った。
サンバ・ステージでは、ホベルタ・サー、マルチナーリア、ジオゴ・ノゲイラ、フェジャォン、そしてブロコ・ダ・プレッタが観客を盛り上げた。締めくくりには、リオ・ステージとサンバ・ステージの双方で、サンバ団体ベイジャ=フロール・ジ・ニローポリスとグランジ・リオが登場して、最後まで会場を離れようとしない観客の熱気を保ち続けた。
夜のプログラムには、ゴスペル音楽のためのステージも設けられた。レミ地区のステージでは、ミジアン・リマ、サムエウ・メシアス、タレス・ホベルトが出演し、最後はグルーポ・マルカードスが締めくくった。
コパカバーナ以外の10カ所のステージでも、観客は思い思いに年越しを楽しんだ。南部ではフラメンゴ海岸、北部ではマドゥレイラ公園、ピシナォン・ジ・ハモス、ビッカ海岸、ペーニャ、さらに西部ではヘアレンゴ公園、西部公園、セペチーバ、ペドラ・ジ・グアラチーバ、そしてパケター島のモレニーニャ海岸が会場となった。
リオ市当局によると、11の市の機関から約7,500人の職員が動員され、交通機関の運行管理、交通取締り、都市秩序維持、清掃、保護活動、女性への暴力防止、社会支援、緊急対応などにあたった。市の発表では、「群衆監視には700台のカメラを使用し、そのうち307台はコパカバーナに設置された。新たに導入したスーパーズーム機能付き14台を含め、夜間の安全対策を強化した」と説明している。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)



