映画『ザ・シークレット・エージェント』ゴールデン・グローブ賞での快挙、SNSで大きな反響

2026年 01月 12日

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1月12日、ロサンゼルス、米国。『ザ・シークレット・エージェント』は、2026年のゴールデン・グローブ賞授賞式で、ノミネートされていた3部門のうち2部門(外国語映画賞と、ヴァギネル・モウラによる最優秀男優賞)を受賞した。ブラジルが同一回のゴールデン・グローブ賞で2つの賞を獲得するのは、史上初めてとなる(写真/@goldenglobes)

ブラジル映画『ザ・シークレット・エージェント(O Agente Secreto)』は、現地時間日曜夜(1月11日)、ブラジルでは月曜未明に、ゴールデン・グローブ賞で二つのトロフィーを獲得した。外国語映画賞と、ヴァギネル・モウラ(写真)のドラマ部門最優秀男優賞である。同一回の授賞式でブラジル作品が二冠を達成するのは史上初となる。

クレーベル・メンドンサ・フィーリョ監督が手がけた同作品の受賞は、SNS上で即座に反響を呼んだ。政治家、俳優、批評家らが次々と反応を寄せている。

ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領は、X(旧Twitter)の自身のアカウントで次のように投稿した。

「外国語映画賞とドラマ部門最優秀男優賞。『ザ・シークレット・エージェント』が @goldenglobes で挙げた二つの勝利は、ブラジル映画史に刻まれるものです。わが国のアーティストたちの才能が栄光と評価を受けた日です。昨年8月、アウヴォラーダ宮のシネ・アウヴォラーダで、出演者と制作陣の一部を迎えて上映会を行ったことは大きな名誉でした。私もジャンジャも、あの特別な夜の一瞬一瞬を心に刻んでいます。ブラジルの芸術と文化には、いつでも扉が開かれています」

ギリェルミ・ボウロス連邦下院議員も、同じSNSで投稿した。

「ヴァギネル・モウラは世界最高の俳優だ。ゴールデン・グローブ賞が称えた人物は、単に並外れた俳優であるだけではない。常に“正しい側”に立つことを恐れなかったブラジル人でもある。おめでとう、兄弟!」

『フォーリャ・ジ・サンパウロ』紙の脚本家でコラムニストのホザーナ・エルマンも、Xの自身のプロフィールにこう記した。

「記憶についての映画。ある世代のトラウマについての映画。巨人ヴァギネル・モウラの美しいスピーチ。ブラジル文化万歳!」

エリカ・ヒルトン連邦下院議員も、Xで次のように投稿した。

「俳優ヴァギネル・モウラ、そして映画『ザ・シークレット・エージェント』の制作とプロモーションに携わったすべての関係者に、ドラマ映画部門の最優秀男優賞という、これ以上ないほどふさわしいゴールデン・グローブ賞の受賞を祝福します。今年もまた、ブラジルの演技がハリウッドの最も重要な賞の一つで称えられ、祝われました。卓越した作品の中でこそ実現した、星のように輝く演技です。見事な演出、素晴らしいキャストがあってこそ可能になりました。そして、これらすべては支援と資金があってこそ実現したものです。『ザ・シークレット・エージェント』は、オーディオビジュアル部門基金から750万レアルの支援を受けています。わが国が超高額給与や“企業向け補助金”に費やしている額に比べれば、これは微々たるものです。しかし文化の分野では、投じられた1レアルが産業全体を動かします。投資となり、雇用となり、収益となり、そして今、私たちが目にしているように、また一つ大きな賞へとつながるのです」

エドゥアルド・パエス・リオデジャネイロ市長も、次のように投稿した。

「ヴァギネル・モウラは偉大だ。今回の受賞は十分すぎるほどふさわしく、『ザ・シークレット・エージェント』での力強く胸を打つ演技が認められたものだ」

マルガレッチ・メネーゼス文化大臣も、ブラジル映画の勝利を祝福した。彼女はこう書き込んだ。

「ウワーーーッ!『ザ・シークレット・エージェント』がゴールデン・グローブ賞の最優秀外国語映画賞を受賞! おめでとう!!!」

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)