ルーラ大統領、ヴァギネル・モウラとクレーベル・メンドンサ監督に電話で祝意

2026年 01月 15日

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映画『ザ・シークレット・エージェント(O Agente Secreto)』の制作風景。ヴァギネル・モウラ(左)とクレーベル・メンドンサ監督(右)(撮影/Victor Jucá/Divulgação)

ブラジルのルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領は14日(水)、映画『ザ・シークレット・エージェント(O Agente Secreto)』でゴールデングローブ賞2部門を受賞した俳優ヴァギネル・モウラと映画監督クレーベル・メンドンサ・フィーリョに電話をかけ、祝意を伝えた。

通話にはジャンジャ・ダ・シウヴァ大統領夫人も同席しており、大統領はブラジル映画の偉大さへの敬意を示す行為だと述べ、今回の受賞を「並外れた素晴らしい出来事」と称賛した。通話の様子を収めた動画はルーラ氏のSNSに投稿された。

会話の中でルーラ大統領は、今後数日のうちに「公共ネットワーク(公共放送)」に対し、国産映画の放送を義務づける方針を発表すると述べ、「国民がブラジル映画への理解を深めるため」と説明した。

「ブラジルの人々が、ドラマでも映画でも映画館でも、スクリーンの中に“自分たちの姿や生活がきちんと映し出されている”と感じられることは、非常に大切なことです」と、クレーベル・メンドンサ監督は応じた。

最優秀男優賞の受賞スピーチや、ここ最近のインタビューを振り返りながら、ヴァギネル・モウラは、文化振興のためには民主主義にコミットした政府の存在が重要だと強調した。

「私たちは、文化と民主主義がいかに歩調を合わせているかを語ってきました。ブラジルは文化に対して天賦の才を持つ国です」と、モウラは述べた。

「私はこの賞をブラジルの若い映画作家たちに捧げます。今は映画を作るうえで非常に良い時期であり、支援のための制度も整っています」と、クレーベル・メンドンサ・フィーリョは付け加えた。

ルーラ大統領は通話を続け、政府が文化分野への資金支援政策を継続していくと強調した。

「文化というのは、国の人格形成において最も神聖なものの一つです」と、大統領は語った。

最後に、ルーラ氏とジャンジャ夫人は、映画『ザ・シークレット・エージェント(O Agente Secreto)』が世界最高峰の映画賞であるオスカーを獲得できることを願う、とも述べた。同省のノミネートは来週、発表が予定されている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)