【ブラジル】サン・ルイス市最古のブロッコ、創設90年を迎える
2026年 02月 14日

マラニョン州サンルイス市のカーニバルでは、全国からの人気アーティストを迎えるステージや、VIP席、プライベートパーティー、トリオ・エレトリコ(路上のサウンドシステム)がある大規模会場とは対照的に、ボヘミアンなマドレ・デウス地区は、カーニバル期間中、市内で最も伝統あるグループやブロッコの拠点となる。
2月13日から17日までの4日間、「ヴェン・プラ・マドレ・サーキット」では約90の演目が披露され、来場者は3つの会場――ガヴィオン広場、サン・ジョルジ広場、ポント・ジ・フーガ広場――でカーニバルを楽しむことができる。
3会場を合わせて1日6組が出演し、いずれも午後6時に公演が始まる。
伝統的なブロッコ、アフロ系グループ、オルタナティブ系、タンボール・ジ・クリオーラ(同州に伝わる伝統的な打楽器の芸能)、サンバを演奏するグループなどが、5日間にわたるプログラムで観客を盛り上げる。
13日(金)、サーキットのカーニバルは、ブロカォン・ド・ニーナ、ブロッコ・ド・ヘギ・ジェダン、ト・コン・ジョン、ブロカォン・SDS、ブロッコ・ダ・クルース、ブロッコ・ド・アゼジーニョの出演で幕を開ける。
日曜日には、各ステージでの公演に加え、今年創設90周年を迎える「フジレイロス・ダ・フザルカ」によるブロッコの“洗礼式(この年の活動開始宣言式)”がハイライトとなる。同団体は、現在も活動を続けるサン・ルイス最古のカーニバル・ブロッコとして知られている。バトゥカーダは午後4時から、アフラニオ・ペイショット通りにあるブロッコ本部で行われる。
17日(火)に5日間にわたって開催されたカーニバルが終わると、地区の住民や、まだ祭りの余韻を楽しみたい参加者たちは「サンジョアン(6月祭り – フェスタ・ジュニーナ)はもうすぐだ」と早くも次の季節の到来を告げる。
18日(水)、午前7時からラルゴ・ド・カロスードに集合し、伝統行事「ボイ・ジ・シンザス」が開催される。マトラッカやパンデイラォン(注:共にマラニョンの伝統芸能ブンバ・メウ・ボイで使用される打楽器)のリズムに乗せ、ブンバ・メウ・ボイ文化の愛好者たちがマドレ・デウス地区の通りを練り歩き、サン・ルイス最初のフェスタ・ジュニーナ前哨戦を盛り上げる。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




