クレーベル・メンドンサ・フィーリョ監督作品「シークレット・エージェント」、スピリット賞の最優秀国際映画賞を受賞

2026年 02月 17日

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フィルム・インディペンデント・スピリット賞の最優秀国際映画賞を受賞したクレーベル・メンドンサ・フィーリョ監督作品「シークレット・エージェント」(写真/Victor Jucá/Divulgação)

ブラジル映画『シークレット・エージェント(O Agente Secreto)』が2月15日(日)、第41回フィルム・インディペンデント・スピリット賞の最優秀国際映画賞を受賞した。

クレーベル・メンドンサ・フィーリョ監督にとっては、同賞への3度目のノミネートであり、今回が初の受賞となる。監督はスピーチで、この賞を世界中の映画プログラマーや若い映画作家たちに捧げると述べた。

「彼らには、人生や人々、自分たちのコミュニティについて、胸を打つ映画をつくるチャンスがあります。映画とは、記憶そのものの表現であり、政治的な行為でもあるのです」と語り、さらに2025年11月に亡くなったドイツ人俳優ウド・キアーにも言及した。キアーは『シークレット・エージェント』の出演者の一人だった。

ブラジル人映画監督アドウフォ・ヴェローゾも、『トレイン・ドリームス(Train Dreams)』での撮影監督として、最優秀撮影賞を受賞した。プレゼンターを務めたのは、『シークレット・エージェント』に主演するヴァギネル・モウラで、受賞を告げる際に「非常にうれしい」と語った。

「私たちがやっていることは本当に難しい仕事です。大きな危機に直面し、自分の仕事に満足できず、『もっと良くできたのではないか』と悩むことも多い。映画に関わったすべての人に心から感謝します。この賞は皆のものです」と、ヴェローゾ監督は受賞スピーチで述べた。

フィルム・インディペンデント・スピリット賞は米国のインディペンデント映画を対象とする主要な映画賞の一つとして知られている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)