「空飛ぶ車」規制が前進、騒音基準の策定が公開協議へ

2026年 07月 20日
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ブラジル国家民間航空庁(ANAC)の認証プログラム部門は、Eve/エンブラエルが開発を進める「空飛ぶ車」の飛行時騒音試験および評価基準に関するパブリックコメントを募集している(画像提供:Anac)

Eve/エンブラエルが開発を進める「空飛ぶ車」モデル『Eve 100』の飛行時騒音試験および評価基準が、ブラジル国家民間航空庁(ANAC)の認証プログラム部門によって、8月8日まで一般からの意見募集(パブリックコメント)が行われている。

公開された文書では、理想的な飛行条件下で地上150メートル地点に届く騒音を約15デシベルとすることが想定されている。これは「ささやき声」に相当する静音レベルだ。

電動垂直離着陸機(eVTOL)として初めての騒音認証となる今回の基準案は、環境認証プロセスの進展を示すものであり、今後数年以内に予定される初の商業運航に向けた不可欠なステップだ。Eveの経営陣は、この進展を歓迎している。

「ANACが騒音基準案を公表したことは、Eve 100の開発と認証における重要な節目です」と、Eveのヨハン・ボルダイスCEOは述べた。

「ANACのリーダーシップと、革新的航空機に適応した枠組みを共同で構築する姿勢を高く評価しています。この取り組みは、都市型モビリティにおけるeVTOL運航の安全かつ責任ある導入を支えるものであり、国際的な規制調和の促進にも寄与します」

開発段階にある機体ではあるものの、環境負荷の低い電動航空機として投資家の注目を集めている。Eveは7月19日、カーボベルデの観光・地域モビリティ向けに、Moov社と30機の電動航空機購入に関する意向表明書を締結したと発表した。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)