アマゾナス州で持続可能開発保護区を4カ所新設へ

2026年 09月 9日

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写真はアマゾン熱帯雨林が、トウモロコシと大豆の農地として開発された土地とが接する地点の空撮。熱帯雨林はエリクパツァ先住民領に含まれ、リクバクツァ族がブラジルナッツの採取などで持続可能な森林保護に取り組んでいる(写真:Fernando Frazão/Agência Brasil)

【ブラジリア 9月8日】 ブラジルのルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領は、アマゾナス州に、新たに4つの持続可能開発保護区(RDS)を創設する政令に署名した。今回の措置は、生物多様性と地域住民の農業・採取型の生活様式を保護するもので、住民による資源の持続的利用を認める保護区カテゴリーに位置づけられる。

新設された保護区は、ボルバ市のトゥパナ・イガポー=アスーI、ベルリ市およびタパウア市のトゥパナ・イガポー=アスーII、カレイロ市とアウタゼス市のカナアン、そしてウマイタ市のミラリの4カ所で、総面積は約66万9千ヘクタールに達する。

ルーラ大統領はまた、ピアウイー州のセッチ・シダーデス国立公園の面積を7,192ヘクタール拡大し、総面積を13,502ヘクタールとする政令にも署名した。大統領は演説で、環境保全が真に達成されるのは、社会が「自然の中でリラックスして、我々の豊かさを知るために」保護地域での観光がいかに収益性が高いかを理解した時だと述べた。

「社会は、自然のままの森林が、伐採されたり焼かれたりした森林よりもはるかに収益性が高いことを正当化できるだけの資金を得るようになるでしょう」。政令署名は、9月5日の「アマゾンの日」に合わせて行われた。

加えて、ブラジル森林サービス(SFB)がアマゾナス州ウマイタ国立森林(Flona)の森林管理区IIおよびIIIの40年間のコンセッション契約にも署名した。契約は16万2,700ヘクタールを対象とし、ウマイタ国立森林の3つの管理区(総面積20万900ヘクタール)の持続可能な森林経営コンセッションが完了したことになる。

また同イベントでは、アマゾン基金から非返済資金として5,050万レアルが「ナトゥレーザス・キロンボーラス」プロジェクトに充てられることも発表された。資金は、アマゾン法域内のキロンボーラ共同体(逃亡奴隷の子孫共同体)の領域・環境管理を支援するもので、16以上の領域で管理計画の策定・実施が予定されている。プロジェクトは60カ月間の実施期間を持ち、グアマー財団が担当する。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)