モラエス判事、自身の案件をメンドンサ判事の案件と同時に審理するよう主張

2026年 09月 16日

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自身の案件をメンドンサ判事の案件と同時に審理するよう主張したモラエス判事(中央)(写真: Fellipe Sampaio/STF)

【ブラジリア 2026年9月15日 17:22】ブラジル連邦最高裁(STF)のアレシャンドリ・モラエス判事は15日(火)、自身の案件をアンドレ・メンドンサ判事の案件と同時に、23日(水)に予定されている本会議で審理すべきだとの立場を示した。

モラエス判事は、元銀行家ダニエウ・ヴォルカーロとの「疑惑の関係」を理由に、自身が調査対象となり得るかどうかを審理する本会議の中で投票を行った。

モラエス判事の投票により、同時審理を支持する票は4対1となった。賛成したのはジウマール・メンデス判事、フラヴィオ・ジノ判事、クリスチアーノ・ザニン判事の3名。これに対し、エジソン・ファキン長官は両案件を別々に審理すべきだとの立場を維持した。

本会議は、ジウマール・メンデス判事が提出した「手続き上の問題提起」を審理している。この問題提起は、メンドンサ判事が行ったとされる手続き上の不正疑惑を今回の審理に含めるよう求めるものだ。さらにジウマール判事は、案件をファキン長官の報告官として扱い続けるのではなく、最高裁の通常の手続きに従い、他の判事に再配分すべきだと主張した。

<モラエス判事、ファキン長官の審理手順に疑問を呈す>
審理の中でモラエス判事は、ファキン長官が設定した審理手順に疑問を呈し、自身の案件はメンドンサ判事に対する「不正疑惑の調査開始要請」と同質のものであると述べた。

モラエス判事は次のように述べた。

「私に対する正式な調査要請は存在するのか? 存在しない。長官は何を審理しようとしているのか? どの要請を審理するつもりなのか?」

モラエス判事によると、唯一の正式な要請は、連邦検察庁(PGR)のパウロ・ゴネー検事総長が提出した、連邦警察(PF)の報告書を無効とする申立てだという。

「明確な要請が一つある。それは暗黙の要請ではない。要請とは何か? 連邦検察庁が提出した『PET(申立書)』の“終了”だ」と述べた。

<ザニン判事も両判事の案件を同一審議で扱うべきだと主張>

クリスチアーノ・ザニン判事は、アレシャンドリ・モラエス判事が元銀行家ダニエウ・ヴォルカーロとの「疑惑の関係」を理由に調査対象となり得るかどうかを判断する前に、マステル銀行関連事件の報告官であったアンドレ・メンドンサ判事が取った措置の適法性を審理する必要があると述べた。

ザニン判事の発言は、同日の審理開始直後にジウマール・メンデス判事が提出した「手続き上の問題提起」の審理の中で行われた。この問題提起は、メンドンサ判事が行ったとされる手続き上の不正疑惑を本会議で扱うよう求めるものだ。

ザニン判事は、エジソン・ファキン長官に向けて次のように述べた。

「長官がこの申立ての報告官を務めることで、アンドレ・メンドンサ判事の“疑義”が認められる可能性があることを示唆している。もしその可能性があるのであれば、疑義が認められるかどうかも分からない段階で、調査開始の可否を判断するのは、手続きの論理を逆転させることになる」

さらにザニン判事は、疑義が認められた場合には法的な影響が生じると指摘し、「この点は、私が問題提起を支持する上で決定的な要素だ」と述べた。

審理冒頭でファキン長官は、モラエス判事とメンドンサ判事の案件を別々の日程で扱うべきだとの自身の立場を改めて表明していた。

最高裁は現在、モラエス判事に対する調査開始の可否を審理する臨時会合を継続しており、同時にメンドンサ判事が行ったとされる手続き上の不正疑惑を審理に含めるかどうかを判断している。

(記事提供/Agência Brasil ※17:25配信のニュースも含む、構成/麻生雅人)