リオ市で大規模アート展「ArtRio」始まる

2026年 09月 17日

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リオデジャネイロ(RJ)、2026年9月16日 — アートフェア「ArtRio 2026」では国内外のギャラリー、アーティスト、注目作品が集結している(写真:Fernando Frazão/Agência Brasil)

【リオデジャネイロ 2026年9月16日 19:12】 リオデジャネイロのアートフェア「ArtRio」は、16回目の開催を迎え、16日(水)から20日(日)まで、リオ市のグローリア・マリーナで行われている。今回の参加ギャラリーは78に上る。

主催者によると、毎回100人以上のコレクターやキュレーターがイベントのためにリオを訪れるという。ArtRio の鑑賞に加え、招待者向けには美術館や文化施設、ギャラリー、アトリエ、個人コレクションを巡るプログラムが組まれている。

会期は4日間で、来場者は5万人に達する見込みだ。

ArtRio のギャラリー・リレーションズ部門マネージャー、ライース・アモリンは、今回の目玉として、現代ブラジル美術を代表するアドリアーナ・ヴァレジャンによる未公開の陶芸作品を挙げる。

また、屋外の「彫刻庭園」付近には、ガブリエウ・マッサンの高さ7メートルの大型作品が展示される。

「『Brasil Contemporâneo』プログラムでは、通常リオでは紹介される機会のない作家たちの作品を紹介します。リオ=サンパウロの中心軸から外れた地域の作家が多く、共通点は“手で作る技法”です。作家の世界観に深く入り込めるよう、1〜2名の作家が自身の制作を切り取って提示する専用ブースを設けています」とアモリンは説明する。

2026年の「Solo_Duo」プログラムでは、アデマール・ブリットのキュレーションのもと、1〜2名の作家によるプロジェクトを扱うギャラリーが参加する。

ArtRio には、特別プログラムも複数用意されている。「Brasil Contemporâneo」は、手仕事の技法を重視する作家を集めたもので、パウラ・ボルギがキュレーションを担当。「彫刻庭園」は、クリスチアー二・ラクラウのキュレーションによる大型立体作品の展示エリアで、「Mira」は MAM Rio がキュレーションするビデオアートのプログラムだ。

同時期に、リオ市は初の「リオ・アートウィーク」を16日から27日まで開催する。初の試みとなるこのイベントは、400以上の企画を展開し、アーティスト、文化施設、フェスティバル、プロデューサー、スペースなど、リオの文化シーンを構成する多様な主体を結集させる。

全体では74のフェスティバル、展覧会、舞台公演、アクティビティが予定され、総計1,000時間を超えるプログラムとなる。都市そのものを体験の一部とすることが狙いだ。

12日間にわたり、美術館、文化センター、劇場、ギャラリーなどが、異なる芸術言語を扱う既存の文化プロジェクトを受け入れる。取り組みは、アーティストと観客の交流を広げ、都市の有形・無形の文化遺産を評価し、文化経済の強化を目指す。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)