アズウ航空がロゴと客室乗務員のユニフォームをピンクに!?

2015年 10月 7日

アズウ航空

ブラジルの航空会社アズウ(AZUL)航空はの社名にあるアズウとは、ポルトガル語で青や青空、空色を指す言葉。航空会社の名前にはピッタリの言葉だが、同社はこの社名にちなんで、機体に掲げるロゴの色も青色にしている。

しかしこの10月、同社は、パイロットや客室乗務員のユニフォームの色までピンク色にしていると、ブラジル国内で話題になっている。グローボ系現地メディア「G1」が伝えている。

実はこのピンク色への変更は、乳がん月間のキャンペン「ピンクの10月」の告知運動に同社が協力して行っているもの。

10月1日より日本でも乳がん検診の早期受診を呼びかけるキャンペーン、ピンクリボンフェスティバルが開催されているが、ブラジルでも同様の啓蒙キャンペーン「Outubro Rosa(ピンクの10月)」が展開されている。10月になるとブラジルでも、国中で官公庁や有名なモニュメントがピンク色にライトアップされるなどして乳がん予防の啓蒙キャンペーンが行われる。

また、アズウはユニフォームだけでなく、2台の機体ではロゴや機体のカラーの一部をピンク色に変えているという。また同社は今月中、#AzulmaisRosaのハッシュタグでSNS上でもキャンペーンを行っており、写真の投稿などを呼びかけている。

アズウ航空

(文/余田庸子、写真/Divulgação)
写真上がキャンペーンでピンク色になったアズウ航空の機体と、ピンク色のユニフォームを着用した乗務員。写真下は通常のアズウ航空の機体と乗務員