ロシアW杯優勝国予想調査で、1位はブラジル、日本は4位に

2018年 03月 5日

ロシアW杯 優勝予想

6月14日から7月15日にかけてロシアで開催が予定されている2018FIFAワールドカップ。今大会の優勝候補をブラジルとする予想結果が2月末に公表された。

この優勝国予想を発表したのは、幼児・小中学生を対象としたサッカースクールを運営するクーバー・コーチング・ジャパン。 同スクールに所属する小学4~6年生の男女を対象に、ロシアW杯の優勝国予想調査を実施して7174名から得た回答を集計したという。

この調査では、優勝国予想の1位はブラジルで33.5%(2,405票)、2位は全大会の優勝国ドイツで27.9%(2,001票)だった。日本は4位では6.8%(487票)となった。

ロシアw杯

回答者の3人に1人がブラジルの優勝を予想した結果となったが、ブラジルに投票したスクール生からは「リオオリンピックで優勝したから」(東京都在住)、「好きな選手が多いし見ていて楽しい。2002年から優勝していないので、優勝してほしい」(福岡県在住)という声があったという。

クーバー・コーチング・ジャパンはこの結果にはリオデジャネイロ・オリンピックでの優勝や、世界的なスター、ネイマールの存在が結果に影響をしていると考えられる、としている。

同調査はクーバー・コーチング・サッカースクールに所属する小学4~6年生男女を対象に1月9日~2月8日に行われた。調査手法は、投票ボードに回答者がシールを貼り、その数値を集計して行われたとのこと。

クーパー・コーチングは、オランダのコーチ、ウィール・クーバー(元フェイエノールト監督)が1970年代に開発したサッカー・テクニック指導法(メソッド)とのこと。スター・プレーヤーたちの動きをビデオで分析して、選手の技術を「分解」してこれを段階に分けて教えることで、より攻撃的な選手育成につながることを初めて見出したという。

1984年、アルフレッド・ガルスティアン(元ウィンブルドンFC選手)とチャーリー・クック(元スコットランド代表)が同メソッドカリキュラムにまとめて、スクールのネットワークや教材を通して、世界で最も信頼される指導法となったという。日本でも日本国内149ヵ所(2018年2月現在)でサッカースクールを展開している。

(文/麻生雅人、図版提供/クーバー・コーチング・ジャパン)