2013年もっとも輝いた男たちGQ Brasil Men of the Year
2014年 01月 15日授賞式からちょっと時間が経ってしまいましたが・・・紹介しますね、ブラジルの旬の男性陣を!
まずは名誉賞(Homenageado do Ano)にキング、ペレ。この人は本当にタキシードが似合う・・・。他の若手人気俳優の表紙並んでも、退けを取らないのがすごいです。
表紙になった人気俳優は、映画部門でワグナー・モウラ(Wagner Moura)。女子に圧倒的な人気を誇るという2008年のポストがありましたが・・・2013年は、エリジウムでマット・デイモン&ジョディ・フォスターと共演していたのですね。ちなみに現在のマリーザのキャンペーンガールは、アニッタ(Anitta)です。彼女の方が売り上げに貢献しそうな気がしますが・・・実際どうでしょうね。
TV部門の人気俳優は、現在放映中のグローボ局のノベーラ(ソープオペラ)「アモール・ア・ヴィーダ(Amor à Vida)」主演のマテウス・ソラーノ(Mateus Solano、写真右)。「ニッケイ新聞」1月7日のトピックスから抜粋すると・・・。
「パオラ・オリヴェイラ扮する主人公の女医パロマの兄で病院の院長フェーリックス役で出演のマテウスは、自分の立場のためなら、妹の生まれたばかりの赤ちゃんをもゴミ処理場に捨てに行くほどの非情な悪役ぶりと、同性愛者であることを隠して偽証結婚している強烈なキャラクターで視聴者の話題をさらっている」。
・・・です。なんかこの俳優さんは、日本の「GQ Men of the Year 2013」に輝いた堺雅人に通じるものがあるような気がするのですが・・・たまたまフェリックス役と「リーガルハイ」の古美門の役の強烈さが似ているのかもしれません・・・。
それからTV関係だと「新人」カテゴリーで、インターネット限定で公開したショート・コント・シリーズ「ポルタ・ドス・フンドス(Porta dos Fundos)」の面々。このコント、ポリティカリー・インコレクトの極みといいますか、あらゆる偏見に満ちた、絶対オープンTVじゃ放送できない、オフィスや公共の場でも見られない痛快なシリーズです。ポルトガル語俗語満載ですが、よろしければどうぞ。
他には、ブラジルサッカーナショナルチーム監督のFelipãoことルイス・フェリペ・スコラーリ・・・これまたタキシードの写真が印象的。なんだか、ゴッドファーザー的じゃないですか。
後は、当然のように正装が決まっているファッション界からの2名・・・オスクレンのオスカル・メツァヴァト&アレッツォ(靴ブランドオーナー兼自分のネームブランド有り)のアレクサンドレ・バーマン。他には、デザイナーのカンパーナ兄弟にミュージシャンのナルド・ベニー(Naldo Benny)とか・・・。
(文/東リカ、記事提供/「サンパウロ日誌: DIARIO DE SAO PAULO」、写真(「Amor à Vida」)/Divulgação/TV Globo)
写真下は「Amor à Vida(アモール・ア・ヴィーダ)」。Antônio Fagundes アントニオ・ファグンデス (César Khoury セーザル・コウリー)とMateus Solano マテウス・ソラーノ (Félix フェリックス) 日本ではグローボ・インターナショナルで放映中。http://www.ipctv.jp/