ジュリアナ・マリンスさんの遺体の検死は今週水曜日の朝に実施予定
2025年 07月 2日
ブラジルの連邦総弁護庁(AGU)は、ブラジル人ジュリアナ・マリンスさんの遺体の再検死が、今週水曜日(7月2日)の朝、リオデジャネイロ市にあるアフラニオ・ペイショット法医学研究所(IML)で改めて行われると報じた。
連邦総弁護庁(AGU)、連邦公選弁護庁(DPU)、リオ州政府は、今週火曜日(7月1日)にニテロイ第7連邦裁判所で行われた公聴会で合意に達した。
インドネシアで行われた検死結果によれば、ジュリアナ・マリンスさんは鈍的外傷による出血で、遺体が検死官事務所に到着する12時間から24時間前に死亡したという。
この26歳の女性の遺体は1日、サンパウロのグアルーリョス国際空港に到着し、ブラジル空軍(FAB)によってリオデジャネイロのガレオン空港に移送される予定。
連邦総弁護庁はまた、法医学研究所での検視を監視するためと、検視に際しての技術的な協力を行うために連邦警察の専門家を派遣したとも述べた。
リオデジャネイロ市文民警察は声明を出し、ジュリアナさんの家族の代表者も検死に立ち会う予定であると発表した。検死の目的は、インドネシアでの報告書発表後に生じた疑問を解明することとしている。
ジュリアナ・マリンスさんは、6月21日(土)の朝、インドネシアの火山であるリンジャニ山の火口でトレッキング中に滑落した。救助隊は23日(月)、サーマルカメラを搭載したドローンを用いてこのブラジル人女性を発見した。その日には、彼女はまだ生存していた。遺体を発見した救助隊員が現場に到着したのは翌24日で、ジュリアナさんは既に死亡していた。遺体は25日に現場から回収された。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)