サンパウロ州、火災への警戒続く 貯水池も警報状態

2025年 10月 6日

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サンパウロ州では植生火災のリスクが高まっている(写真/Rovena Rosa/Agência Brasil)

サンパウロ州都および州内陸部における乾燥した気候により、全国人口の10%以上が暮らす大都市圏が厳しい状況に置かれている。

州防災局(Defesa Civil do Estado)によると、サンパウロ州全域で植生火災(森林・草地など)のリスクが依然として高く、ヒベイロン・プレット、バウルー、アララクアラ、プレジデンチ・プルデンチの各地域では緊急レベルに達している。

赤色警報レベルは、主にパライーバ渓谷、サンパウロ大都市圏、南部沿岸地域に集中しており、低い湿度と継続的な風の組み合わせが火災の拡大をさらに助長している。

「過去数日間の分析によると、乾季特有の危機的な気象条件が続いており、州および市の各チームには一層の警戒が求められています」と声明は伝えている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)