オスクレン、作品未完でSPFWのショーを中止。新コレクションはイニョチンにインスピレーションを受けた作品に

オスクレンのショーは、今回、急遽取りやめられになりました。理由は、「未完だから」。というのも、今回オスクレンが準備しているコレクションは、アートと融合した新しい提案。

サンパウロのショウルームでオスカー氏が語るには、「イニョチン（ミナスジェライス州にある屋外ミュージアム）にアトリエを持ち込んで、インスピレーションを得ることから、デザイン、写真やフィルムの撮影、音楽の制作など全てを平行して行った、4日間の凝縮された体験」は、8月頃、アート展示会として発表する予定だとか。ファッション部分は、ニューヨーク・コレクションにて発表予定。

なお、今回ファッション・リオに初参加。「オスクレン・プライア（ビーチ）」と題して、Lenny Niemeyer, Salinas、Triyaと共にビーチウェアの発表を行う予定となっています。

ショールームに展示されていた新作の中では特に、オスカー氏が撮影したというイニョチンの植物がプリントされたドレスが目を引きました。透明のビニルを重ねたスタイルも、私の好みです。

アクセサリーや小物は、イニョチンでも販売予定だとか。またイニョチンに行く理由がひとつ増えた気がします・・・。

（写真・文／東リカ）