連邦政府、マラニョン州インペラトリス市で2,837戸の住宅を引き渡す
2025年 10月 6日

連邦政府は月曜日(10月6日)、マラニョン州インペラトリス市のへジデンシアウ・カント・ダ・セーハにおいて、(中低所得層向けの住宅取得促進策である)「ミーニャ・ヴィーダ、ミーニャ・カーザ(わたしの家、わたしの人生)」の住宅2,837戸を引き渡した。
連邦政府による3億5,860万レアルの投資で、この事業は1万1千人以上に恩恵をもたらすことになる。
住宅の引き渡しにあたり、ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領は、市政府、州政府、都市省が協力して、学校、運動場、保健所、治安施設などのインフラを整備することを要請した。
「人々に必要なのは、太陽や雨をしのぐ屋根のある家だけではありません。人間が健やかに生きるために必要な尊厳を与えてくれる家が必要なのです」(ルーラ大統領)
大統領は成果を確認するために1年後にこの住宅団地を再訪する意向を示し、「この団地はまだ私の理想には及んでおらず、改善の余地があります」と述べた。
都市省のジャデル・フィーリョ大臣は、州政府と市政府との連携により、警察署、全日制学校、保育所、社会福祉相談センター(Cras)、基礎保健センター(UBS)などの施設も建設されると約束した。
「皆さんが尊厳をもって暮らせるように、必要な全ての工事を行います。住宅を引き渡すだけでは意味がありません。子どもたちにはボール遊びができる施設や、ふさわしい学校が必要なのです」(ジャデル・フィーリョ大臣)
また、マラニョン州カルロス・ブランダォン知事、インペラトリス市のヒウド・アマラウ市長、連邦貯蓄銀行のカルロス・ヴィエイラ総裁、先住民族省のソニア・グアジャジャラ大臣、スポーツ省のアンドレ・フフカ大臣も同イベントに参加した。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




