「シークレット・エージェント」、英アカデミー賞で2部門にノミネート

2026年 01月 28日

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英アカデミー賞で2部門にノミネートされたクレーベル・メンドンサ・フィーリョ監督作品「シークレット・エージェント」(写真/VICTOR JUCA/DIVULGACAO)

英国アカデミー(BAFTA)賞は1月27日火曜、各部門のノミネート作品を発表し、ブラジルからは3作品がノミネートされた。

クレーベル・メンドンサ・フィーリョ監督の長編映画『シークレット・エージェント(O Agente Secreto)』と、ペトラ・コスタおよびアレッサンドラ・オロフィーノ監督によるドキュメンタリー『熱帯の黙示録(Apocalipse nos Trópicos)』がそれぞれ受賞候補に名を連ねている。授賞式は2月22日に行われる予定だ。

『シークレット・エージェント(O Agente Secreto)』は非英語作品賞とオリジナル脚本賞の2部門にノミネートされた。

一方、『Apocalipse nos Trópicos』は最優秀ドキュメンタリー部門にノミネートされている。さらに、ブラジル人のアドウフォ・ヴェローゾが、撮影を手がけた『トレイン・ドリームス(Train Dreams)』で撮影賞にノミネートされた。

非英語作品賞の部門で、『シークレット・エージェント(O Agente Secreto)』はフランスの『Foi Apenas Um Acidente』、ノルウェーの『Valor Sentimental』、スペインの『Sirat』、チュニジアの『A Voz de Hind Rajab』と競合する。オリジナル脚本賞では、『Eu Juro』、『Marty Supreme』、『Valor Sentimental』、『Pecadores』が候補に挙がっている。

ドキュメンタリー部門では、『熱帯の黙示録(Apocalipse nos Trópicos)』が『2000 Meters To Andriivka』、『Mr. Nobody Against Putin』、『Seymour Hersh: Em Busca da Verdade』、『A Vizinha Perfeita』と争う。

クレーベル・メンドンサ・フィーリョが監督した「シークレット・エージェント」は、米アカデミー賞でも4部門にノミネートされている。ノミネートは作品賞、国際長編映画賞、新設のキャスティング賞に加え、ヴァギネル・モウラが最優秀主演男優賞にノミネートされている。同賞の授賞式は3月15日、ロサンゼルス(米国)で行われる予定だ。

『シークレット・エージェント(O Agente Secreto)』は、今月1月のゴールデン・グローブ賞で外国語作品賞(非英語映画賞)とドラマ部門主演男優賞(ヴァギネル・モウラ)を受賞する高評価を得て、世界の映画界の最高峰の賞を争う有力候補の一つとなった。

一方、ペトラ・コスタ監督のドキュメンタリーは厳しい戦いを強いられている。世界各地の映画祭での受賞歴はあるものの、同作品は米アカデミー賞およびゴールデン・グローブのノミネートからは外れている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)