ブラジル代表に追加招集されたカイーキ・ブルーノとは
2026年 03月 24日

ブラジル代表にクルゼイロの左サイドバック、カイーキ・ブルーノが招集されたことを受け、ブラジル国内でも様々なメディアがカイーキについて報じている。
「ランシ!」(3月23日づけ)は、カイーキがA代表に選ばれたのは今回が初めてだが、年代別の代表ではこれまでも活躍していることも含め、カイーキの経歴を紹介している。
また同選手を、左利きで、もともとは攻撃的なポジションを経験してきた選手で、攻撃面で高いクオリティをもたらす左サイドバックと紹介。一方で、守備への戻りも速く、運動量のあるタイプとして評価されており、攻撃時には、サイドで幅を取りながらクロスを供給するだけでなく、ウイングとポジションを入れ替えて内側へ入り、ペナルティエリアへ侵入する動きも得意としているという。
2003年3月8日、ミナスジェライス州ベッチン生まれのカイーキ・ブルーノ・ダ・シウバは、地元クラブの下部組織でサッカーを始めたという。10歳のとき、州大会にイメフ(Imef)の一員として出場し、当時はセンターフォワードとしてプレーしていたが、その活躍がクルゼイロの目に留まった。
クラブのスクールに招かれた後も、彼はベロオリゾンチのオリンピコでフットサルのトレーニングを続けた。
クルゼイロの下部組織では左サイドバックへとコンバートされ、13歳までグラウンドとフットサルの両方で経験を積んだ。その後、まだU-17の年齢でありながらU-20チームの主力に定着。評価を高め、フェリペ・コンセイサォン監督に呼ばれて2021年4月1日のミナス州選手権・トンベンセ戦でトップチームデビューを果たした。
2022年のセリエA昇格シーズンには出場機会を増やしたが、2023年にマルロンが加入するとポジション争いが激化し、出場機会が減少。だが昨季、マルロンがグレミオへ移籍したことで再びレギュラーに返り咲いた。
2025年は51試合に出場し、1得点5アシストを記録。クルゼイロでの通算は113試合出場、4得点4アシストとなっている。
その活躍から欧州クラブの関心も高まり、イタリアのコモが強い関心を示したが、クラブの重要戦力として残留が決まり、トカ・ダ・ラポーザIIでプレーを続けている。
ミナス州選手権優勝後、カイーキは「このタイトルは自分にとって本当に大きな意味があります。プロとして戦ってつかんだ初めてのタイトルです。ここでプレーできていることに神様へ感謝しています。これが最初のタイトルで、これからもっと勝ち取りたい。残る決断は正しかったと思っています。クルゼイロでさらにタイトルを目指していきます」と語ったという。
(文/麻生雅人)



