ブラジル、フランスとの親善試合に1–2で敗れる

2026年 03月 27日

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ボストン(アメリカ合衆国)、2026年3月26日。ブラジル対フランス戦。フランスは前半31分にムバッペが先制し、後半19分にはエキティケが追加点。ブラジルは守備陣を入れ替えた中でブレーメルが後半32分に1点を返したが、追いつくことはできなかった(写真:Rafael Ribeiro/CBF)

低調なパフォーマンスとなったブラジル代表は、3月26日(木)夜、ボストンのジレット・スタジアムで行われたフランスとの親善試合で1対2の敗戦を喫した。この試合は、メキシコ・カナダ・米国の3か国で開催される次回W杯に向けた最終準備段階の初戦となった。

この日の試合には大きな期待が寄せられていた。イタリア人監督カルロ・アンチェロッティ率いるブラジルが、現在世界屈指の強豪であるフランスと対戦するためだ。しかし、ピッチ上で見せた内容は期待を裏切るものだった。

試合が始まると、ブラジルは前線へのロングボールに頼り、個々の力で打開しようとする場面が目立った。アンチェロッティのこの戦略は機能せず、一方のフランスはボール保持率で優位に立ち、パス交換からスムーズにゴールへ迫った。

そしてフランスが先制したのは前半31分。デンベレがスルーパスを送り、ムバッペがスピードに乗って抜け出すと、飛び出したGKエデルソンの頭上を越すループシュートを決めた。

失点後、ブラジルは完全にバランスを崩し、フランスにさらなるスペースを与える展開に。前半終了前には追加点を許しかける場面もあった。

後半に入ると、ブラジル代表の低調ぶりはいっそう際立った。ディディエ・デシャン監督率いるフランスが、後半7分にDFウパメカノの退場で数的不利に陥ったにもかかわらず、主導権を握り続けたためだ。

数的不利でもフランスは優勢を保ち、19分には追加点を奪う。エキティケがチームの連動した攻撃から抜け出し、落ち着いてシュートを流し込んだ。

ブラジル代表が苦戦している状況を見て、アンチェロッティ監督は選手交代を開始。しかし試合の流れは大きく変わらず、ブラジルがようやく1点を返したのは32分。FKからのクロスで生じた混戦を、DFブレーメルが押し込んだものだった。

ブラジル代表は次戦、31日(火)に再びピッチに立ち、オーランドのキャンピング・ワールド・スタジアムでクロアチアと対戦する。試合開始はブラジリア時間21時。

その後、ブラジル代表は国内のサポーターに向けた“壮行試合”を行う。5月31日、リオデジャネイロのマラカナン競技場でパナマと対戦する予定だ。さらに、ブラジルのW杯初戦を1週間後に控えた6月6日には、最後の親善試合としてエジプトと対戦する。会場はクリーブランドのハンティントン・バンク・フィールドとなる。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)