ペルナンブッコ州、大雨関連の死者が6人に

2026年 05月 3日

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ブラジル北東部のペルナンブッコ州で、州内を襲っている強い降雨の影響による死者数が6人に達した(画像提供/PRF)

ブラジル北東部のペルナンブッコ州で、州内を襲っている強い降雨の影響による死者数が6人に増えた。州消防隊は5月3日(日)午後、1日(金)夜から行方不明となっていた34歳の男性の遺体を発見したと発表した。

遺体が見つかったのは、ヘシーフィ都市圏に位置するサン・ロウレンソ・ダ・マタ市のカピバリビ地区。これに先立ち、州防災当局はヘシーフィ市内ドイス・ウニードス地区で5人目の死亡を確認していた。

最新の被害状況によると、州内全域で1,605人が家を離れて避難を余儀なくされ、1,089人が自宅からの退避を強いられている。

ペルナンブッコ州のハケウ・ライラ知事は2日(土)午後、州内で発生している大雨被害を受け、州全域に「緊急事態」を宣言した。宣言は州官報の号外で公布される予定だ。

記者会見で知事は、緊急事態の宣言により、被災自治体での州による対策や復旧工事を迅速化できるほか、連邦政府から必要な支援や投資を確保しやすくなると強調した。

今回の決定は、ヘシーフィ市内の社会防衛統合運用センター(CIODS)で行われた会合を経て下されたもの。会合には国家防災庁、統合・地域開発省(MIDR)、各自治体の防災担当者、州の関係機関が参加した。また、被災自治体の市長らとはオンライン会議を実施し、対応方針や今後の行動計画を調整した。

現在、被災者の受け入れのため、州内では計29カ所の避難所が開設されている。

これと並行して、州政府は被災地への人道支援物資の配布を強化している。ゴイアナ市では、150枚のマットレス、300枚のシーツ、清掃キット38セット、衛生キット38セットが届けられた。

また、パライーバ州でも、過去48時間の強い降雨の影響が広がっており、被害は主にコンジ、ジョアン・ペッソア、バイエウス、カンピーナ・グランジ、インガー、イタバイアーナ、モジェイロ、パトス、サン・ジョゼー・ドス・ハモス、ソウザ、カジャゼイラス、ピラール、カベデロの各市に集中している。

州防災当局の暫定情報によると、これまでに1,500世帯が避難を余儀なくされ、300人が家を失い、約9,000人が影響を受け、2人の死亡が確認されている。

パライーバ州のルカス・ヒベイロ知事は、大雨被害を受けた自治体で必要な措置を講じるため、州内関係機関とともに危機管理委員会を設置した。

<資金支援>

国家防災局は2日(土)、ペルナンブッコ州の被災自治体に対し、連邦資金の申請手続きについて助言を行っていると明らかにした。

統合・地域開発省(MIDR)によると、緊急事態または公共災害の状態が認定された州や自治体は、防災関連の連邦資金を申請できる。申請は「災害情報統合システム(S2iD)」を通じて行う必要があり、提出された作業計画に基づき、防災庁の技術チームが目標や必要額を審査する。承認後、資金拠出は官報に掲載される省令によって正式化され、対応する金額が支払われる。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)