サンパウロ市西部ジャグアレー地区で爆発、男性が死亡
2026年 05月 12日

サンパウロ州消防本部は5月11日(月)夜、サンパウロ市西部ジャグアレー地区で発生した爆発により、複数の住宅が損壊し、1人が死亡したことを明らかにした。
消防本部の報道官、カロリーニ・ブルンシジアン大尉によると、死亡したのは45歳の男性。消防隊は、瓦礫の下にもう1人が取り残されている可能性があるとして、捜索を続けている。
「残念ながら、男性は遺体で発見されました。現場で医師が死亡を確認し、すでに瓦礫から収容されています。現在は、まだ確認されていない2人目の被害者がいる可能性を念頭に捜索を継続しています」(ブルンシジアン大尉)
さらに大尉は、「数分前、瓦礫の下にもう1人の男性がいる可能性があるという情報が入りました。年齢は不明ですが、爆発で被害を受けた住宅の一つにいたとみられます」と補足した。
大尉によると、消防隊は「その人物が瓦礫の下にいると確認されるか、あるいは絶対にいないと判断できるまで」現場での活動を続けるという。
この作業は夜通し続く可能性があり、捜索には救助犬も投入される。
「現場にいる全隊員は、もう被害者がいないと確信できるまで撤収しません。犬のチームも到着したばかりで、これから被災箇所を歩かせ、生命反応や人の匂いがないかを確認します」(ブルンシジアン大尉)
爆発は午後4時10分ごろ、ジャグアレー地区のドウトール・ベネジット・ジ・モラエス・レーミ通りで発生し、液化石油ガス(GLP)の配管に問題があった可能性が指摘されている。少なくとも10軒の住宅が直接的な被害を受けた。
3人が負傷したが、いずれも意識はあり現場から搬送された。負傷者の1人は、サンパウロ州上下水道公社(Sabesp)の職員とみられ、同社が現場で行っていた工事に関わっていた可能性がある。
アジェンシア・ブラジルはSabespに対し、工事がガス管に影響を与え爆発を引き起こした可能性について問い合わせた。Sabespは、事故現場に向けて職員を派遣しており、状況を確認したうえで見解を示すと回答した。
初期情報によると、周辺では強いガス臭が確認されていた。爆発により複数の建物に構造被害が出て、近隣の集合住宅では窓ガラスが割れる被害も出た。
サンパウロ州ガス会社(Comgás)は声明で、午後3時15分ごろ、ジャグアレーのピラウバ通り31番地付近で第三者が行った工事が原因とみられるガス漏れの通報を受けたと説明した。
「当社のチームは午後3時37分に現場へ到着し、漏れを止めました。なお、当社はこの場所での保守作業は実施していません」と同社は述べている。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)





