ワールド・サーフ・リーグ(WSL)、ブラジル人5選手が男子ラウンド16進出

2026年 06月 20日

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サクアレーマ(リオデジャネイロ)、2026年6月19日。ワールド・サーフ・リーグ(WSL)サクアレーマ大会が開幕。ブラジル勢は男子5名がベスト16に進出した(写真: Thiago Diz/WSL)

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)サクアレーマ大会(リオデジャネイロ州)が6月19日(金)に開幕し、男子ではブラジル勢5人がラウンド16(ベスト16)進出を決めた。一方で、6人のブラジル人選手がこの時点で大会を後にした。

舞台となるイタウナ海岸では、ブラジリア時間20日(土)午前6時45分から競技が再開される。男子ラウンド16に先立ち、女子の第1・第2ラウンド残りヒートが行われ、ブラジル国籍を持つ米国出身のルアーナ・シウヴァと、2024年パリ五輪銀メダリストのタチアナ(タチ)・ウェストン=ウェブが今大会初登場となる。

タチは今年2月に長女ビアを出産しており、復帰戦となる。

両者はいずれもオーストラリア勢と対戦する。タチは第1ラウンドで2度の世界女王に輝いたタイラー・ライトと対戦し、ルアーナは第2ラウンドでイザベラ・ニコルズと相まみえる。

<ブラジル勢5人>

最初にラウンド16進出を決めたのはサムエウ・プポだった。

2本のベストスコアの合計で11.07をマークし、メキシコのアラン・クリアランド(8.50)を下した。次戦では、パリ五輪銀メダリストのオーストラリア人ジャック・ロビンソンと対戦する。

地元サクアレーマ出身のジョアン・シアンカ、通称“シュンビーニョ”もホームの声援を背に力を発揮し、WSL現ランキング2位の米国人グリフィン・コラピントを14.84対7.17で圧倒した。ラウンド16ではオーストラリアのジョージ・ピッターと相まみえる。

2019年世界王者で、2021年東京五輪代表でもある北東部リオグランジ・ド・ノルチ州出身のイタロ・フェへイラ(写真)は、モロッコのラムジ・ブキアムを14.33対10.97で撃破。ブキアムは予選ラウンドで、シュンビーニョの兄であるルカス・シアンカ(通称“シュンボ”)を破って勝ち上がっていた。

今季ランキング首位のイタロは、準々決勝進出を懸けてフランスのカウリ・ヴァーストと対戦する。

昨年の王者イアゴ・ドーラも逆転勝ちでラウンド16へ駒を進めた。ハワイのイーライ・ハネマンを13.83対12.90で退け、次戦ではフランスのマルコ・ミニョと対戦する。

サクアレーマ大会でラウンド16進出を決めた最後のブラジル人は、サムエウの兄ミゲウ・プポだった。ミゲウはブラジル勢同士の対決で、サンタカタリーナ州のマテウス・エルジを12.97対10.94で下した。

次戦では、同じくブラジルの二度の世界王者フィリペ・トレドを14.93対13.00で破ったオーストラリアのカラム・ロブソンと対戦する。

<去る者>

マテウス・ヘルジ、フィリペ・トレド(“フィリピーニョ”)、ルカス・シアンカ(“シュンボ”)に加え、サクアレーマではさらに3人のブラジル人サーファーが早々に敗退した。

サンパウロ州出身のウェズレイ・ダンタスは、イタリアのレオナルド・フィオランヴァンティに12.27対11.60で惜敗。フィオランヴァンティは現在、WSLシーズンランキング2位につけている。

三度の世界王者である同じくサンパウロ州出身のガブリエウ・メジーナは、南アフリカのマシュー・ギリヴレイに13.53対13.13で逆転を許し、まさかの敗退となった。

最後に姿を消したのは、アルゼンチン生まれでブラジルに帰化したアレホ・ムニスだった。ムニスはオーストラリアのイーサン・ユーイングに12.66対10.30で敗れた。今季限りでの引退を表明しているムニスにとって、家族とともにブラジルで戦う最後の舞台となった。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)