ヴィニシウス・ジュニオールが2得点、3試合連続ゴール
2026年 06月 25日
ブラジル代表がついに本領を発揮した。6月24日(水)、マイアミで行われたワールドカップ・グループC最終節で、セレソンはスコットランドを3対0で下した。
初戦のモロッコ戦は1–1の引き分け、続くハイチ戦は3–0ながら内容に波があった。しかし、カルロ・アンチェロッティ監督率いるチームは、この日ようやく大会で最も安定したパフォーマンスを披露。勝ち点7でグループ首位通過という、当面の目標をしっかりと達成した。
一方のスコットランドは勝ち点3、得失点差はマイナス2。グループステージの結果次第では、3位の中から選ばれる8チームに入って決勝トーナメントへ進む可能性を残している。これが実現すれば同国にとって初の快挙となる。
ブラジルの主役は、この日もヴィニシウス・ジュニオールだった。大会3試合連続となるゴールを決め、再び存在感を示した。この記録を達成したブラジル選手は、これまでにジャイルジーニョ(1970年)、ホマーリオ(1994年)、ロナウド、リバウド(ともに2002年)の4人のみ。いずれもワールドカップ優勝メンバーという偶然も重なる。
この日の2得点で、背番号7は今大会通算4ゴールとし、得点王争いにも名乗りを上げた。現在のトップはアルゼンチン代表のリオネル・メッシで5得点。また、ヴィニシウスはブラジルが今大会で挙げた7得点のうち6得点に直接関与している。
試合では、ネイマールの復帰も大きな話題となった。右ふくらはぎの2度の損傷から回復した背番号10は後半途中から出場し、約20分間プレー。代表戦としては2023年10月17日以来の出場で、1カ月以上のブランクを経ての復帰となった。
グループ首位での突破により、ブラジル代表は決勝まで進んだ場合でも、常にアメリカ国内で試合を行うことが確定した。これにより、チームは大会前から拠点としているニュージャージー州に引き続き滞在でき、大きな移動を避けられるため、選手のコンディション調整やロジスティクス面で大きな利点となる。
ラウンド32(16分の1決勝/決勝トーナメント1回戦)では、グループFの2位チームと対戦する。グループFにはオランダ、日本、スウェーデン、チュニジアが入っている。試合はブラジリア時間29日(月)14時(日本時間30日(火)2時)、ヒューストンで行われる。
対戦相手が決まるのは25日(木)。ブラジリア時間20時にキックオフするグループFの試合で順位が確定する。首位のオランダは、すでに敗退が決まっているチュニジアとカンザスシティで対戦。2位の日本は、ダラスでスウェーデンと対戦する。
<モロッコが2位通過>
ブラジル対スコットランド戦と同時刻に行われたアトランタでの試合では、モロッコがハイチに4対2で逆転勝ちした。この結果、アフリカ代表である“アトラスのライオン”は決勝トーナメント進出を確保したものの、勝ち点7でブラジルと並びながら、得失点差(ブラジル+6、モロッコ+3)でグループCの2位となった。次のラウンドでは、グループFの首位チームと対戦することになる。
モロッコの得点者は、FWイスマエル・サイバリ、スフィアン・ラヒミ、ゲシム・ヤシン、そして右サイドバックのアクラフ・ハキミの4人。一方、今大会を勝ち点ゼロで終えたカリブ海代表ハイチは、ウィルソン・イジドールのゴールと、FWレニー・ジョゼフのヒールキックによるシュートがGKヤシン・ブヌに当たって記録されたオウンゴールの2点を挙げた。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




