アンチェロッティ監督、日本戦前日会見で先発非公表

2026年 06月 29日
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ヒューストン(米国)、2026年6月28日。対日本戦の前日記者会見に臨むカルロ・アンチェロッティ監督(中央)(写真:Rafael Ribeiro/CBF)

ブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督は、ブラジリア時間29日(月)(日本時間30日(火))に行われる日本戦に向け、先発メンバーを明かさない方針を取った。

ワールドカップでのアマレリーニャ初の決勝トーナメントとなる一戦を前に、28日(日)夜の前日会見で、指揮官はチームがテキサス州ヒューストンのNRGスタジアムでの16強入りを懸けた一発勝負の試合に向けて準備を整えていると強調した。試合はブラジリア時間14時(日本時間30日(火)2時)にキックオフされ、屋根を閉じた空調完備の会場で行われる。

「明日の試合では、多くのものが必要になる。精神、ハート、明確なアイデアだ。決勝トーナメントでは何が起きてもおかしくないし、実際に多くのことが起こり得る。チームは準備できているし、モチベーションも高く、自信もある。直近2試合の内容も良かった。起こり得るすべてに備えている」(アンチェロッティ監督)

先発を伏せた一方で、アンチェロッティ監督は、24日(水)のスコットランド戦(3–0)で起用した選手の一部を再び起用する可能性を示唆した。

「これが我々の求める“流動性”だ。前回の試合で(マテウス・クーニャが)取ったポジションは、明確に固定されていない分、我々に優位性をもたらした。相手に明確な“捕まえどころ”を与えないためにも、ポジションを変えることは非常に重要だ。ブルーノ、パケタ、クーニャの3人は、この点で直近2試合とても良いプレーをした」(アンチェロッティ監督)

アンチェロッティ監督は、なぜ試合開始直前まで先発メンバーを明かさないのか、その理由を記者団に向けてユーモアを交えて語った。

「先発は言いたくない。皆さん(記者)が安心してしまうからね。明日の試合に向けて“完璧な先発”を考えたい。今ここで先発を言ってしまったら、皆さんは安心してしまう。記者の皆さんのことも考えないといけないからね」(アンチェロッティ監督)

試合前夜、先発かどうか分からず眠れない選手がいるのではないか──という質問に対しても、指揮官は軽妙な調子で答えた。

「寝ますよ。選手がよく眠れないと思っているのかい? 普通、出場する選手は分かっている。出ない選手は分からない。そこは個別の会話だ。でも選手はよく眠るよ。監督よりずっとね」(アンチェロッティ監督)

また、ネイマールが29日(月)(日本時間30日(火))の日本戦で出場する可能性についても話題となった。筋肉の負傷から約1か月の回復期間を経て、背番号10は24日(水)のスコットランド戦で終盤15分間のみ出場し、ついに大会初出場を果たしている。

「ネイマールは非常に順調に回復している。ここ1週間で大きく改善した。ただ、我々と一緒にいた期間すべてを通して十分に練習できなかったのは残念だ。15分はプレーできる。状態はかなり良い。明日の試合の状況や展開次第だ」と述べた。

アンチェロッティ監督が、就任から約1年の間で初めて前戦と同じ先発メンバーを起用する可能性も指摘されている。そうなれば、ブラジル代表は29日(月)の日本戦を以下のメンバーでスタートする見込みだ。

アリソン;ダニーロ、マルキーニョス、ガブリエウ・マガリャンイス、ドウグラス・サントス;カゼミーロ、ブルーノ・ギマランイス、ルーカス・パケタ;ハイアン、マテウス・クーニャ、ヴィニシウス・ジュニオール。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)

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