サントスが後半に爆発、ヴァスコを圧倒しブラジレイラォンで快勝
2026年 08月 18日
【サンパウロ 8月16日】 サントスはブラジレイラォン1部残留争いで貴重な勝点を手にした。8月16日(日)午後、リオデジャネイロのサン・ジャヌアリオで行われた第23節で、後半に勢いを取り戻した“ペイシ”(サントスの愛称)がヴァスコを3対0で下した。試合はラジオ・ナシオナウが生中継した。
“アウヴィネグロ・プライアーノ”(サントスの愛称)は勝点25に到達し、ブラジレイラォンの下位4チームが入る降格圏(Z-4)を脱出。一方の“クルズマウチーノ”(ヴァスコ・ダ・ガマの愛称)は勝点22のまま19位に後退し、得失点差で18位のヘモに抜かれた。
今季初のアウェー勝利となったサントスの結果により、インテルナシオナウがZ-4に転落。インテルは勝点23で、降格圏外のミラソウと同点だが、勝利数で下回っている。翌月曜日(17日)には、ポルト・アレグリ市のベイラ=リオで20時(ブラジリア時間)からヘモとの直接対決が控える。
試合の最初の決定機はサントス。14分、アウバロ・バへアウが頭で落とし、ガブリエウがレオ・ジャルジンと1対1で対峙。背番号9はGKの動きを見て流し込もうとしたが、右ポストすれすれに外れた。
25分には、ブラジルサッカー連盟(CBF)が導入した新ルールが適用された。サントスのGKガブリエウ・ブラザォンが接触後に治療を求めたため、主審ルーカス・カーザグランジは規定どおりフィールドプレーヤー1人を1分間ピッチ外へ出す措置を取った。退いたのは主将のネイマールだった。
攻勢を強めていたヴァスコが初めて大きなチャンスを得たのは35分。左サイドでホベルト・ヘナンから受けたルーカス・ピトンがエリア内へ進入し強烈なシュートを放ったが、ガブリエウ・ブラザォンが防いだ。
サントスの反撃は43分。左からのネイマールのコーナーに対し、レオ・ジャルジンがパンチで弾いたが、こぼれ球をグスターボ・カバジェーロが頭で合わせ、クロスバーを直撃した。
後半開始直後、ヴァスコは連続して決定機をつくった。まずルーカス・ピトンの左からのロングボールがガブリエウ・ブラザォンを脅かし、その流れで右のパウロ・エンヒッキが低いクロス。エリア内、ほぼペナルティスポット付近でチエ・チエが狙ったが、わずかに右へ外れた。
ヴァスコは攻め続けながら決め切れず、14分にはホベルト・ヘナンが右からのアンドレス・ゴメスのクロスを小箱(ゴール前)で合わせられず。21分にはプーマ・ロドリゲスのシュートがポストを叩いた。
その直後の22分、途中出場組が試合を動かした。ロニーがベンハミン・ロレイセルへロングボールを送り、同選手が頭で前方へ流すと、ガブリエウが反応。今度はレオ・ジャルジンの左隅を射抜き、先制点を奪った。
31分にはウィリアン・アロンが追加点。左からのネイマールのFKをレオ・ジャルジンがパンチで弾いたが、ボールはサントスのDFの胸に当たり、そのままゴールへ転がった。
さらに4分後、再びネイマールのFKからレオ・ジャルジンが左隅でセーブしたものの、こぼれ球をルアン・ペレスが押し込み、試合を締めくくった。
また、日曜日のもう一試合で、アトレチコ・ミネイロがベロオリゾンチのアレーナMRVでグレミオを3対0で破った。勝点32となった“ガロ”(アトレチコ・ミネイロの愛称)は、来季リベルタドーレスの5枠を争う上位グループ(G-5)に接近。一方、勝点25の“トリコロール・ガウーショ”(グレミオの愛称)は降格圏近くの位置にとどまった。
試合の均衡が崩れたのは18分。イゴール・ゴメスの左CKに対し、DFヴィトル・ウーゴが頭で合わせて先制点を奪った。後半16分には、左サイドからへナン・ロジが低いクロスを送り、トマス・クエジョが押し込んで追加点。
さらに3分後、同じくアルゼンチン人のクエジョが再び決定的な場面をつくった。ベルナールのシュートがブロックされてこぼれたボールに反応し、そのまま叩き込んでスコアを3対0とし、勝負を決定づけた。
(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)




