リオ市コパカバーナで、民間路上警備員が自転車男性を暴行死

2026年 08月 22日

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8月20日、リオデジャネイロ市コパカバーナ付近。棍棒を持った路上警備員と被害者クラウジオさん(画像提供: 防犯カメラ映像)

【リオデジャネイロ 8月21日】 リオデジャネイロで自転車に乗っていた男性を暴行し死亡させた民間の路上警備員2人が、20日(木)に警察へ出頭し逮捕された。犯行には、さらにデリバリー配達員2人も加わっており、警察が行方を追っている。

被害者のクラウジオ・ハファエウ・ランデイロ・モレイラ(37)さんは、棍棒による頭部への30発以上の打撃に加え、胸部や腹部を蹴るなどの暴行を、計9分間にわたり受けた。路上警備員らは、クラウジオさんが持っていた自転車を「盗んだものだ」と疑ったという。

クラウジオさんは11日夜、ボタフォーゴの自宅を出て、姉の自転車でコパカバーナのベウフォード・ホッショ通りまで向かっていた。普段からよく通っていたルートだった。

コパカバーナに到着すると、2人の路上警備員が何の証拠もないままクラウジオさんに接触。1人のダヴィ・サントス・マシャードが棍棒を手に尋問を始め、「自転車はお前のものか」と問いただした。心理的な障害を抱えるクラウジオさんはうまく答えられず、「違う、僕のじゃない。姉のものだ」と言葉を詰まらせながら返した。

もう1人の警備員ジョルジ・ルイス・ヒカルド・ジアスは自転車を奪い、その場を離れようとした。クラウジオさんが自転車を取り返そうとすると、ダヴィが最初の暴行を加えた。クラウジオさんは1人でフェリッピ・ジ・オリヴェイラ通りまで移動し、建物の階段に座り込んだ。

そこで拷問のような暴行が始まった。ダヴィが棍棒でクラウジオさんを殴りつけ、逃げようとしたクラウジオさんは配達員2人に押し倒された。暴行は9分間続き、クラウジオさんは意識を失ったまま放置された。去り際、ダヴィは倒れたクラウジオさんの写真を携帯電話で撮影し、配達員の1人はクラウジオさんのポケットを物色した。

消防隊が到着したのは約30分後で、クラウジオさんは救急搬送されガーヴェアのミゲウ・コウト市立病院に運ばれたが、12日未明に死亡した。死因は「頭部外傷および内出血」とされた。

コパカバーナ管轄の第12警察署のアンジェロ・ラージェス署長によると、暴行に関与した4人は「卑劣な動機、残虐な手段、被害者の防御不能性」による三重に加重された殺人罪で訴追される見通しだという。

警察は、配達員のバッグを背負っていた2人の男の行方を引き続き追っている。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)