ブラジルの州知事選、20州が第1回投票で決着

2026年 10月 5日

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写真は10月4日、ブラジリアの投票所(写真:Joédson Alves/Agência Brasil)

【ブラジリア 10月4日 22:28】 ブラジル連邦共和国の知事選は日曜日、20州で第1回投票の段階で決着した。勝利した候補者は、白票と無効票を除いた有効票の過半数(50%+1票)を獲得し、当選した。

この日(4日)に当選した知事の内訳は、北東部が8人、北部が4人、南部が3人、中西部が3人、南東部が2人となっている。

アラゴアス州
JHCことジョアン・エンヒッキ・カウダス(ブラジル社会民主党:PSDB)がアラゴアス州知事に当選した。JHCはへナン・フィーリョ(ブラジル民主運動党:MDB)を抑えて首位となった。JHCは州議会議員、連邦下院議員を務め、2020年にマセイオー市長に当選、2024年に再選された。2026年4月、アラゴアス州知事選に出馬するため市長職を辞任した。

アマパー州
Dr.フルラン(社会民主党:PSD)がアマパー州知事に当選した。53歳でコスタリカのサン・ホセ生まれだが、両親はブラジル人。心臓血管外科医で、2014年に州議会議員に初当選、2018年に再選。2020年にマカパー市長に当選し、2024年に再選。2024年3月、連邦資金の不正流用疑惑により職務停止となり、その後辞任していた。

バイーア州
ジェロニモ・ホドリゲス(労働者党:PT)がバイーア州知事に再選された。現職のホドリゲス氏は農業工学者で大学教授。州農村開発局、州教育局、国家領土開発局の長を務めた。

セアラー州
エウマノ・ジ・フレイタス(労働者党:PT)がセアラー州知事に再選された。現職のフレイタス氏は法学士。フォルタレーザ市教育局長、州議会議員を2期務め、2012年には州都フォルタレーザ市長選に出馬。2022年に知事に初当選した。

ゴイアス州
ダニエウ・ヴィレーラ(ブラジル民主運動党:MDB)がゴイアス州知事に再選された。現職のヴィレーラ氏は2026年3月、ホナウド・カイアードの辞任に伴い知事職を引き継いだ。法学士で、市議、州議、連邦下院議員を務め、下院憲法司法委員会の委員長も歴任した。

マラニョン州
エドゥアルド・ブライジ(社会民主党:PSD)がマラニョン州知事に当選した。ブライジ氏はサン・ルイス市長を2020年、2024年と2期務めた。以前は州議会議員を2期、連邦下院議員を務めた。2026年に州知事選出馬のため市長職を辞任した。

マットグロッソ州
オタヴィアーノ・ピヴェッタ(共和党:Republicanos)がマットグロッソ州知事に再選した。現職のピヴェッタ氏は2026年3月、マウロ・メンデスの辞任後に知事職を引き継いだ。ルーカス・ド・リオ・ヴェルジ市長を3期、州副知事を2期務めた。

マットグロッソ・ド・スウ州
エドゥアルド・ヒーデウ(進歩党:PP)がマットグロッソ・ド・スウ州知事に再選された。現職のヒーデウ氏は2015年に州政府戦略管理局長として政界入り。Sebrae審議会議長、ブラジル農業・畜産連合(CNA)理事、州政府・インフラ局長などを歴任した。

ミナス・ジェライス州
クレイチーニョ・アゼヴェード(共和党:Republicanos)がミナス・ジェライス州知事に当選した。クレイチーニョ氏はパトルス・アナニアス(労働者党:PT)を抑えて首位となった。ミナス州選出の上院議員で、企業家・音楽家。ジヴィノーポリス市議、州議を経て2023年に上院入り。2026年に初めて州知事選に挑んだ。

パラー州
Dr.ダニエウ(Podemos)がパラー州知事に当選した。ダニエウ・バルボーザ・サントス氏は医師で、マラニョン州アサイランジア市出身。アナニンデウア市長を2期務め、以前は市議、州議、州議会議長を務めた。

パライーバ州
ルーカス・ヒベイロ(進歩党:PP)がパライーバ州知事に再選された。現職のヒベイロ氏は2026年4月、ジョアン・アゼヴェードの辞任後に知事職を引き継いだ。以前はカンピーナ・グランジ市議、同市副市長、州副知事を務めた。

パラナ州
セルジオ・モロ(自由党:PL)がパラナ州知事に当選した。モロ氏はサンドロ・アレックス候補を抑えて首位となった。パラナ州マリンガ市出身で、ラヴァ・ジャット作戦の裁判を担当した連邦判事として全国的に知られる。ジャイール・ボウソナーロ政権で司法・公安相を務め、現在は上院議員。54歳で初めて州知事選に挑んだ。

ペルナンブッコ州
ラケル・リラ(社会民主党:PSD)がペルナンブッコ州知事に再選された。現職のリラ氏は州議会議員、カルアルー市長を2期務め、2022年に州初の女性知事となった。

ピアウイー州
ハファエウ・フォンチレス(労働者党:PT)がピアウイー州知事に再選された。2022年にピアウイー州史上最年少の知事となったフォンチレス氏は、ピアウイー連邦大学で数学を専攻し、現在41歳。テレジーナ市出身で、Impaで数理経済学の修士号を取得。教授としても活動し、州財務局長を務め、2019〜2021年には全国財務局長委員会(Comsefaz)議長を務めた。

リオグランデ・ド・スウ州
ルシアーノ・ズッコ(自由党:PL)がリオグランデ・ド・スウ州知事に当選した。ズッコ氏は退役軍人で、州議会議員、2022年に連邦下院議員に当選。アレグレッチ市(RS)出身、52歳。2026年に初めて州知事選に挑んだ。

ホンドニア州
マルコス・ホジェーリオ(自由党:PL)がホンドニア州知事に当選した。ホジェーリオ氏はジ・パラナ市議、連邦下院議員を2期務め、2019年からホンドニア州選出の上院議員。2022年の州知事選では決選投票まで進み、2026年に再び挑戦した。

ホライマ州
アルトゥール・エンヒッキ(自由党:PL)がホライマ州知事に当選した。45歳、ボア・ヴィスタ市出身。市副市長、市政府局長を経て2020年に市長に当選、2024年に再選。2026年4月、州知事選出馬のため市長職を辞任した。

サンタカタリーナ州
ジョルジーニョ・メロ(自由党:PL)が再選された。イビカレー市(SC)出身、70歳。州議、連邦下院議員、上院議員を歴任。法学・社会学を専攻し、サンタカタリーナ州立銀行(BESC)で役員を務めた。

サンパウロ州
タルシジオ・ジ・フレイタス(共和党:Republicanos)がサンパウロ州知事に再選された。タルシジオ氏はキャリア公務員で、アグーリャス・ネグラス陸軍士官学校(AMAN)卒、軍工学研究所で工学を専攻。国連ハイチ平和維持活動に参加し、インフラ投資分野で活動。国家インフラ交通局(DNIT)長官、ジャイール・ボウソナーロ政権のインフラ相を務めた。

セルジッピ州
ファビオ・ミチジエリ(社会民主党:PSD)が第1回投票で再選された。政治活動は2008年にアラカジュー市議(PDT)として開始。市政府局長、州政府局長を務め、2014年と2018年に連邦下院議員に当選した。

(記事提供/Agência Brasil、構成/麻生雅人)