
ブラジル・フォルクスワーゲンが軍事政権下、パラー州で運営していた農場が訴訟の対象になった(画像提供/ Volkswagen/Divulgação)
ドイツ資本の多国籍企業フォルクスワーゲンが、ブラジル・パラー州における奴隷的労働の搾取により、ブラジルの労働裁判所から有罪判決を受けた。犯罪は1974年から1986年にかけて、農畜産業を営む「ヴァーリ・ド・リオ・クリスタリーノ農場」(通称フォルクスワーゲン農場)で行われたもので、同農場はパラー州南東部サンタナ・ド・アラグアイアに位置している。
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リオデジャネイロ市チラデンチス宮で開催中のマラカナン・スタジアム75周年記念展(写真/Tomaz Silva/Agência Brasil)
ブラジル、リオデジャネイロ市にある歴史的建造物のチラデンチス宮で、8月30日よりマラカナン・スタジアムの75周年を記念する展覧会がスタートした。現地メディア「オ・グローボ」が伝えている。
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8月28日発売の英「エコノミスト」誌の表紙に掲載されたボウソナーロ前大統領のイラスト(画像提供/© The Economist/Divulgação)
英国の週刊誌「ザ・エコノミスト」は、8月28日(木)発売の最新号で、ジャイール・ボウソナーロ前大統領の裁判に大きく焦点を当てた。来週開始が予定されているこの裁判では、2022年の選挙結果を覆そうとしたクーデター未遂に関与したとして、ボウソナーロ氏およびその側近7名が有罪判決を受ける可能性がある。
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バイーア(バイーア州のクラブ、ECバイーア)の攻撃的ミッドフィールダー、ジェアン・ルーカスが、火曜日(8月27日)の午後にブラジル代表に招集された。
今回の招集は、FIFAワールドカップ予選の最終2試合に向けたもので、バイーア州のトリコロール(ECバイーアの愛称)所属選手が代表入りするのは1991年以来初めてとなる。
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マウロ・ヴィエイラ外務大臣(写真/Fernando Frazão/Agência Brasil)
8月26日(火)、ブラジル連邦共和国のマウロ・ヴィエイラ外務大臣は、アメリカ合衆国との間で、ブラジル国内の司法に関するいかなる干渉についても交渉を行わない方針を明らかにした。この発言は、米国がブラジルに対して課した関税爆弾に関連して行われたもので、サンパウロ州工業連盟(Fiesp)で開催されたイベントの場で述べられた。「新たなグローバル情勢とブラジル・米国関係における民間部門の役割」と題されたイベントには、ボーイング、セールスフォース、アマゾン・ウェッブ・サービスなどの米国企業や、JBSやエンブラエルなどブラジル企業の代表が参加していた。「この二国間で、司法に関する干渉を含むいかなる交渉も、行う可能性はありません。我々はこうした圧力に対して対抗し続けると同時に、私たちの司法制度と私たちの主権に対する敬意を強く求めていきます」と、ヴィエイラ外相は語った。ヴィエイラ大臣は、米国がブラジルからの輸出品の無視できない種類の製品に対して50%の関税を課したことについて、過去201年間の両国の通商関係において前例のない措置であると指摘した。そしてこの措置は、ジャイール・ボウソナーロ前大統領の裁判を理由に課せられたものであると述べた。「これは、前大統領および彼に近しい側近による、民主的法治国家を暴力的に廃止しようとした(クーデター)未遂事件に関する訴訟に関連した、明確に政治的な理由によって採られた措置です。この問題は、ブラジルの司法権の枠内で進められている、ブラジル国内の、主権的な事柄であり、これに対して行政府が干渉する余地は一切ありません」(マウロ・ヴィエイラ外務大臣)外務大臣はまた、ブラジルは米国との対話の姿勢を放棄することはないとしつつも、課された障壁に対抗し、これを解決するために、複数の方面で活動を継続していくと述べた。「我々は、米国の関税措置によって影響を受けた他国との対話を開始しました。この目的のために、ルーラ大統領は過去2週間の間に、インド、中国、メキシコ、フランスなどの首脳と接触を持ちました」(マウロ・ヴィエイラ外務大臣)さらにヴィエイラ大臣は、ブラジルが世界貿易機関(WTO)の構造改革に関する議論を開始する意向であることを明らかにした。「より現代的で柔軟な基盤のもとで、真の再構築を目指すものです。米国との関係においては、商業問題と政治問題を切り離す必要性を引き続き強調していきます。現在の状況に満足のいく解決をもたらす唯一の道は、そこにあります」(マウロ・ヴィエイラ外務大臣)
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ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ・ブラジル連邦共和国大統領(写真/Marcelo Camargo/Agência Brasil)
8月26日(水)、ブラジル連邦共和国のルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領は、エドゥアルド・ボウソナーロ連邦下院議員(自由党)の議員資格剥奪について、国民議会が議論を開始すべきだと主張した。
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連邦検察庁(PGR)(写真//José Cruz/Agência Brasil)
連邦最高裁判所(STF)のアレシャンドリ・ジ・モラエス判事は、ジャイール・ボウソナーロ前大統領の弁護団が裁判所に提出した説明に関して、連邦検察庁(PGR)に対し48時間以内に回答するよう求めた。この期限は本日午前10時30分頃から起算されており、8月27日(水)午前に終了する予定である。
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サンパウロ州コンプリーダ島の海岸に打ち上げられた大量のペンギン(画像提供/ IPec/Divulgacao)
カナネイア研究機関(IPeC)が、今月8月15日から21日の間に、サンパウロ州南部沿岸のカナネイア市、イグアペ市、イーリャ・コンプリーダ市の各都市で、計739羽のマゼランペンギン(Spheniscus magellanicus)が死亡した状態で発見されたと報告した。
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