不況、不景気、通貨安、贈収賄事件に揺れるブラジル…実は今こそ進出のチャンス!?
2015年 02月 26日
新財務大臣であるジョアキン・レヴィ氏は、ブラジルがカーニバルで浮かれている時期にも、国際的信用を取り戻そうと精力的に海外を周り、ブラジルの現状と新しい施策を説明した。
まずはダボス会議に出席し、15年は基礎的財政収支を黒字化するために緊縮財政をとり、GDP(国内総生産)は「ゼロ成長」になることを示唆。
続きを読む
新財務大臣であるジョアキン・レヴィ氏は、ブラジルがカーニバルで浮かれている時期にも、国際的信用を取り戻そうと精力的に海外を周り、ブラジルの現状と新しい施策を説明した。
まずはダボス会議に出席し、15年は基礎的財政収支を黒字化するために緊縮財政をとり、GDP(国内総生産)は「ゼロ成長」になることを示唆。
続きを読む
(2月)24日夕方、ルーラ前大統領が参加したペトロブラス(ブラジル石油公社、PB)を弁護するイベントの前に、労働者党(PT)の支持者とジウマ大統領の罷免を求めるグループが対立し、乱闘騒ぎが勃発した。
奇しくもこの日、ペトロブラスは世界的な格付会社のムーディーズからランクを二つ下げられ、「投資を控えた方が良いグループ」に落ちる屈辱を味わった。25日付伯字紙が報じている。
続きを読む
(2月)23日、ディーゼル油価格や高速道路の通行料金上昇などに抗議したトラック運転手達が8州で国道を封鎖したと24日付伯字各紙が報じた。
独立系のトラック運転手の発案で始まった抗議活動は、これまでも運送料金の引き上げや高速道路の改善などを勝ち取ってきた。この抗議活動により、諸州では、食料や燃料の運搬、供給などに支障が出ている。
続きを読む
昨年(2014年)の大統領選でアエシオ・ネーヴェス(ネーヴィス)氏(民主社会党・PSDB)の選挙コーディネーターをつとめた、民主党(DEM)党首のジョゼ・アグリピーノ・マイア上院議員が、リオグランジドノルチ州で行われた車検を巡る条例制定時の不正に関与し、選挙の裏金としての賄賂を要求した疑惑が浮上した。23、24日付伯字紙が報じている。
続きを読む
ブラジル連邦検察庁は(2月)20日、ラヴァ・ジャット作戦で告発された、ぺトロブラス(ブラジル石油公社、PB)との事業契約に関してカルテルを組み、贈収賄行為を行っていた6社に対し、賠償金や罰金、計45億レアルの支払いを求めた。20~22日付伯字紙が報じている。
続きを読む
ジウマ大統領は(2月)20日、インドネシアから派遣されたばかりのトト・リヤント大使への同国政府からの信任状受け取りを拒否したと21日付伯字紙が報じた。この決定は、同国で1月にブラジル人死刑囚のカルドーゾ・モレイラ被告が処刑されたことで緊迫していた両国関係をさらに悪化させた。
続きを読む
1月は一時的に強くなったレアルが、2月最初の2週間で急速に値を下げ、今年のレアルは外国為替市場で取引される47通貨中、4番目に価値が下がったと19日付伯字紙が報じた。1月末のランクでは23位だった。
レアルは今年、対ドルで6.6%値下がりした。この下げ幅はナイジェリア・ナイル、スウェーデンクローネ、カナダ・ドルに次ぐ。18日の為替は1ドル=2.844レアルで、10営業日で7回目の上昇を記録した。
続きを読む
ブラジルのカトリック暦では、カルナヴァウが終わると同時に復活祭まで40日間の肉食禁止期間(クアレズマ)が始まる。この時期は毎年需給の関係で魚の値段が上がるが、今年は去年までと様相が異なるようだ。
TVグローボが2月18日、番組「ボンジーア・ブラジル」で報じたところによると、今年はドル高と渇水の影響で魚の値段が高騰しているという。
続きを読む