
記録的な少雨や干ばつが、イタイプー発電所を世界一の座から引き摺り下ろす…。
イタイプー発電所が操業開始以来、初めて、発電量世界一の座を中国のトレース・ガルガンタス(三峡ダム水力発電所)に譲る事が必至となったという。
2014年はまだ2カ月を残しているが、10月末時点のイタイプー発電所の発電量は、過去最高を記録した2013年の実績より10.2%少なく、14年を終える時点では、昨年の11か月分の電力しか発電できないと見られている。全国電力システム運営機構(ONS)によれば、1~10月の発電量は、昨年同期より19%減っているという。
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大統領選が終了して約10日後の(11月)5日、再選したジウマ(・ルーセフ)大統領(労働者党・PT)と、惜しくも敗れたアエシオ・ネーヴェス(ネーヴィス)上院議員(民主社会党・PSDB)はそれぞれの場で間接的に舌戦を展開した。6日付伯字紙が報じている。
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(サンパウロ州)レジストロ日伯文化協会(福澤一興会長)主催の「第60回レジストロ灯ろう流し」が(11月)1、2日にリベイラ河沿岸のベイラ・リオ広場で開催された。
水難事故、交通事故、先没者への慰霊法要が行われたほか、広場では名物マンジューバの刺身や牡蠣料理の販売、盆踊りや民謡、和太鼓のショー、奉納相撲大会に打ち上げ花火などが催され、約1万人が来場した。
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11月4日(火)午後の早めの時間、ホブソン・バチスタ・ダ・シウヴァ容疑者(33)がブラジリアにある連邦直轄区政府のブリチ宮への侵入を試みた。
男性は車で建物に近づこうとしたが警備担当者に止められ、その後、ナイフを手にひとりの女性を人質に取った。
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2014年にはワールドカップブラジル大会を成功させ、2016年にはリオデジャネイロでオリンピック・パラリンピックの開催を控えているブラジルは、大規模なスポーツイベントの開催地として存在感を増してきている。
そんな中、2015年9月に第一回世界先住民競技大会(JMI)が開催されることになったと、ブラジル観光公社(エンブラツール)が10月31日(金)に発表した。
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かつてお好み焼き専門店といえば、聖(サンパウロ)市エステダンテ街の「道頓堀」が有名だったが、閉店して久しい。
そこへデカセギ帰りの簗瀬マルセロさん(40、二世)が先月(10月)8日、新たに「焼き屋」をオープンした。
同店主はデカセギ時代に味わった本場の味を当地で再現しようと奮闘中だ。伝統的で高価な寿司、刺身、天ぷら以外の日本料理、いわゆる大衆料理をデカセギ経験者が当地に導入する流れが定着しつつあるようだ。
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伯国(ブラジル)は10月31日に、伯国到着21日前までにリベリア、ギニア、シエラ・レオネに滞在していた旅行者の体温を測る措置を取り始めた。
エボラ出血熱の主要流行国であるこの3カ国から来た旅行者は、エボラ出血熱の症状についての情報を受け、発症した際は治療機関に行くように指導される。
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昨年(2013年)から引き続くセッカ(干ばつ)により、南東伯(ブラジル南東部)では現在、少なくとも133市がなんらかの被害に遭い、経済活動にも悪影響が出ている。
また、電力不足への懸念も深刻で、水力発電所のダムの貯水量は電力カットが行なわれた2001年よりも深刻な状態とも言われている。(11月)1~3日付伯字紙が報じている。
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