2012年、19歳以下の青少年の殺人被害、ブラジルは世界で6位。全世界での20歳未満の殺人被害者は9万5千人に

2014年 09月 17日
20歳未満の女性のうち約1200万人が性的虐待を受ける

国際児童基金(ユニセフ)が(9月)4日、ブラジルは世界1カ国・地域の中でも、19歳以下の子供や青年が殺される率が高く、10万人当たりの殺人率は17人で、世界で6位だったと発表した。

殺人率でブラジルを上回ったのはエルサルバドル(10万人当たり27人)、グアテマラ(同22人)、ベネズエラ(同20人)、ハイチ(同19人)、レソト王国(同18人)の5カ国のみ。

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「ヴォーグ」ブラジル、キッズ向け別冊の水着少女写真に抗議の声

2014年 09月 16日

今月(9月)発行の女性ファッション誌「ヴォーグ」の別冊付録「ヴォーグキッズ」に、ビキニ姿の未成年の少女が艶かしいポーズをとって写っている写真などが掲載されたことで、インターネット上で批判が起こっている。

同誌には写真では少女が横たわっていたり、足を広げていたりする写真が何点か混じっており、抗議の声は11日に連邦検察庁、州検察局、連邦警察にも届いた。関係機関は調査に入る意向だ。

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密売組織との抗争で治安維持警察部隊(UPP)、署長が殉職

2014年 09月 14日
UPP署長殉職

リオ市北部アレモン(アレマォン)地区で(9月)11日夕方、麻薬密売者と軍警の間で銃撃戦が起き、ノヴァ・ブラジリアの治安維持警察部隊(UPP)のウアンデルソン・マノエル(マノエウ)・ダ・シウヴァ署長が死亡した。

UPP所属警官が死亡した例は5年間で12件あるが、司令官が犠牲になったのは初めてと12日付伯字紙が報じた。

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サッカーの王様ペレ、サッカーにおける人種差別野次への対応について発言

2014年 09月 13日
ペレ

リオデジャネイロ北部のモーホ・ダ・ミネイラで9月10日(水)に行われたスポンサーイベントにサッカーの王様ペレが出演。

8月28日のポルトアレグリでの、サントスのGKアラーニャに対する人種差別野次について言及したと、現地メディア(「グローボエスポルチ」9月10日づけ)が報じた。

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愛犬、大活躍。少女を強姦の危機から救う

2014年 09月 11日

サンパウロ市から150キロのピラール・ド・スル(スウ)市で8月30日、雌の雑種犬が10歳の少女を強姦の危機から救うという出来事があった。

その日少女は家に独りでいて、兄と義理の姉妹が家の奥にいた。家の前の道を通りがかった男が水を一杯頼み、少女が水を取りに行ったところ男が家に侵入し少女に襲い掛かった。

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米ムーディーズ、ブラジルの格付け見通しを「ネガティヴ」に格下げ。財務省は反論

2014年 09月 11日
ブラジル格付けマイナス

世界的な経済信託の格付会社、ムーディーズ(米国)が(9月)9日、伯国の格付を下げることを示唆し、連邦政府に波紋が広がっている。10日付伯字紙が報じている。

スタンダード&プアーズ、フィッチ・レイティングスと並ぶ世界3大格付会社のムーディーズが、9日に発表した報告書の中で、伯国中央政府や中央銀行の債務履行能力に対する評価を「安定的」から「弱含み」に変えた。同社が伯国の先行きに関する見方を変えるのは1年間で2度目だ。伯国の評価は13年10月に「強含み」から「安定的」に変更された。

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温室効果ガスの平均濃度上昇率、過去30年間で最高に。11月~来年2月にエルニーニョ現象が発生する可能性は70%

2014年 09月 11日
サンパウロ

国連の下部機構の一つである世界気象機関(WMO、本部ジュネーブ)が9日、世界全体の温室効果ガスの平均濃度が過去30年間で最も高い上昇率を記録し、海水の酸性化も進んでいると発表したと同日付伯字紙や各紙サイトが報じた。

WMOによれば、2013年の温室効果ガスの濃度は過去最高を更新、二酸化炭素は396.0ppm(ppmは100万分の1)となった。この値は2012年比2.9ppm上昇し、増加量は過去30年間で最多となった。

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