
ニューヨーク(NY)、9月23日。ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ・ブラジル連邦共和国大統領、国際連合総会第80回通常会期の一般討論開幕にて(写真/Ricardo Stuckert/PR)
今週火曜日(9月23日)、ルイス・イナーシオ・ルーラ・ダ・シウヴァ大統領は、アメリカ合衆国ニューヨークで開催された国際連合(国連)総会の(一般討論演説)開会時に演説を行った。2025年に第80回を迎えるこの年次イベントで、慣例により、ブラジルは最初に演壇に立つ国となっている。
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バイオームの保全を目的とする運動の一環で全国でフェスを開催する「闘うアマゾン」(画像提供/ Amazônia de Pé/Divulgação)
第4回「闘うアマゾニア文化フェス」が、パラー州ベレン市で行われるCOP30の50日前にあたる時期に合わせて、9月19日から21日までブラジル全土で開催され、多彩な活動が行われる。この運動は、気候変動危機への対抗に不可欠とされる「未指定の公有林(FPNDs)」5,000万ヘクタールの保護に注目を集めることを目的としている。
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写真は2025年9月10日、ブラジリア。 「気候ガバナンス・セミナー」および「第2回レジリエントなグリーン都市会議:ブラジルに必要な気候ガバナンス」の開会式に出席したマリーナ・シウヴァ環境・気候変動大臣(写真/Marcelo Camargo/Agência Brasil)
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サンパウロ州コンプリーダ島の海岸に打ち上げられた大量のペンギン(画像提供/ IPec/Divulgacao)
カナネイア研究機関(IPeC)が、今月8月15日から21日の間に、サンパウロ州南部沿岸のカナネイア市、イグアペ市、イーリャ・コンプリーダ市の各都市で、計739羽のマゼランペンギン(Spheniscus magellanicus)が死亡した状態で発見されたと報告した。
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サンパウロ州コンプリーダ島の海岸に打ち上げられた大量のペンギン(画像提供/ IPec/Divulgacao)(画像提供/ IPec/Divulgacao)
8月21日までにブラジル南部および南東部沿岸で確認された566羽のマゼランペンギン(Spheniscus magellanicus)の死は、渡りの途中で群れから離れてしまったことが原因である可能性があるとブラジルのメディア「g1」が伝えている。
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11月のCOP30開催に向けて施設整備や建設が進むパラー州ベレン市(撮影/麻生雅人)
2025年11月に予定されている国連気候変動枠組条約締約国会議(COP30)の開催期間中、ベレン市(ブラジル、パラー州)では5万3千床の宿泊施設が確保されていると、セウソ・サビーノ観光相が8月19日(火)、ラジオ番組「ボン・ジーア・ミニストロ」でのインタビューで明らかにした。
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COP30アンドレ・コヘーア・ド・ラーゴ議長(写真/ Antonio Cruz/Agência Brasil)
第30回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP30)(2025年11月にブラジル、パラー州ベレン市で開催予定)の開幕まで約80日を残す現時点で、パリ協定に署名した197か国のうち約80%が、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの削減目標をまだ更新していない。
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写真は、プラスチック廃棄物を通過に交換する取り組みをハイチ、インドネシア、フィリピン、ブラジル、エジプト、タイ、カメルーンなどで展開しているプラスチック・バンクの活動(写真/Sara Rangel/Divulgação)
10日間にわたる交渉が行われた末、プラスチック汚染(海洋環境を含む)に関する法的拘束力のある国際文書(条約)の策定を目的とした政府間交渉委員会(INC)の第5回会合第2部「第5回政府間交渉委員会再開会合(INC5.2)」は、条約文に関する合意に至らないまま中断された。
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