
「ポンデケージョ・クロカンチ(カリカリ・ポンデケージョ)」(写真/Divulgação)
ポウヴィーリョと呼ばれる、マンジョッカ(キャッサバ)から得られる澱粉と、チーズ、牛乳、水、塩、卵、油から作られるポンデケージョ。小麦粉の入手が困難だった18世紀に、酪農が盛んだったミナスジェライス州でポウヴィーリョを使って作られたのが起源といわれるポンデケージョは、今ではブラジル国中で親しまれている、国民的な食べものだ。
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郷土酒億財「トゥクピー」入り唐辛子調味料。サウロ・ジェニングス・シェフの「カーザ」・ジ・サウロ」にて(撮影/麻生雅人)
批判的な反響を受けて、国連気候変動枠組条約締約国会議2025(COP30)の組織委員会は、公式会場内のレストラン運営企業の募集に関する公募要項を修正した。11月にベレン市(ブラジル、パラー州)で開催されるこの会議では、以前の文書では除外されていたアサイーやトゥクピーなどの地元食材が、提供可能となった。
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「ブラジルラテンフェスティバル2025」では今年もカシャッサカクテルのコンテスト「C1グランプリ」を開催しています。 ブラジル国民酒「カシャッサ」のカクテルを飲んで「カシャッサ」をもらおう! 投票者の中から抽選で10名に […]
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地理的表示の評価書に署名したオウロプレット市とマリアーナ市の関係者(写真/ Divulgação/FRDE)
ブラジルのミナスジェライス州のオウロプレット市は、18世紀に金やダイヤの発掘で栄えた古都としてユネスコの世界遺産に登録されている。
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「食文化からブラジルを知るための55章」(画像提供/明石書店)
明石書店のケーススタディー・シリーズから「食文化からブラジルを知るための55章」(編著・岸和田 仁/麻生 雅人/山本 綾子)が発売された。同書の発刊にちなんだ編者のトークイベントが開催される。
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6月祭りのアハウアウ(広場のお祭り)で行われるクアドリーリャ(結婚式を模したダンス)(写真/Marcello Casal Jr/Agência Brasil)
ブラジルで行われる6月祭り(フェスタ・ジュニーナ)の伝統は、カトリック文化を持つヨーロッパで生まれ、植民地時代にポルトガル人によってブラジルにもたらされた。(この祭りでは)聖アントニオ、聖ジョアン、聖ペドロ、聖パウロにまつわるカトリックの厳粛な祭日を祝う。
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カシャッサを使ったホットドリンク「ケンタォン」(写真/azerbaijan stockers)
ブラジルでは6月になると、全国各地でフェスタジュニーナ(6月祭り)が開催される。この月に、聖アントニオ、聖ペドロ、聖ジョアンというカトリックの聖人の記念日が集中していることから、一か月を通してさまざまな催しが開催される。
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「世界のおにぎり」プロジェクトのおにぎりを考案している大阪芸術大学デザイン学科のみなさん(画像提供/大阪芸術大学)
大阪芸術大学デザイン学科の共創プロジェクトから生まれた企画「世界のおにぎり」。
学生が考案した世界各国のおにぎりを、ニコニコのり株式会社の協力のもと、大阪・関西万博ORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」内にある、象印マホービンのおにぎり専門店「ONIGIRI WOW!」にて販売している。
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