ワールドカップとブラジル人
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第8回:ワールドカップで代表戦を見るのはブラジル人にとって国民の義務!?
多くのブラジル人はW杯期間中、代表戦を必ずテレビで観戦する。普段、サッカーにあまり関心がない人でも例外ではない。テレビ観戦できない人はラジオ中継を聞いて試合の状況を想像しながら応援するくらい関心度が高い。
試合が始まると、町並みは変貌する。いつも混んでいる道路が見違えるほどスイスイと走ることができ、人もあまり出歩いていない。それほどワールドカップサッカーは、ブラジル人にとっては大きなイベントである。
[全文を読む]バックナンバー
- 第7回:川崎駅にて。ウォークマンで聞いた、24年ぶりの優勝。
- 第6回:「マイアミの奇跡」はブラジル人にとっては屈辱だった
- 第5回:優勝はしなかったけれど、ブラジル・セレソンが教えてくれたこと
- 第4回:ジュール・リメ・トロフィーは何処へ消えたのか?
著者紹介
Masao Asano 浅野雅雄
ブラジル出身。来日する前、16歳まで住んでいた地域がサンパウロFCのホームグラウンド近くだったので自然と“サンパウリーノ”(サンパウロFCファ ン)になる。日本で大学卒業後、一般企業に勤めたが母国の心を忘れず、ブラジルと関係のある企業へ転職。現在はアイピーシーワールドのシステム・エンジニア、雑誌「ヴィトリーニ」で最新テクノロジー記事を担当。