ブラジル株式市場活発化、史上最高値更新中

2017年 10月 10日
ブラジル 株高

テメル大統領の総合的な構造改革はまだ道半ばとはいうものの、今年に入ってから、インフレ抑制、政策金利引き下げ、労働法改正など着実に実績をあげてきている。

その実績に対する評価が株式市場に現れつつあるようだ。

グローボ系ニュースサイト「G1」が10月6日づけで伝えたところによると、ブラジル、サンパウロ証券取引所の株価インデックス、ボベスパ指数は9月11日以降、終値ベースで史上最高値を更新中とのことだ。

続きを読む

日本企業が、ブラジル名物のマルシャで健康を目指す取り組み

2017年 10月 9日
BEGIN マルシャショーラ

9月29日(月)、東京・品川区にある健康機器メーカーのオフィスにブラジル音楽の「マルシャ」が鳴り響き、社内の多目的ホールに集まった約300名の人々が、マルシャのリズムに合わせて足や体を動かして楽しんだ。

マルシャは行進曲(マーチ)の一種で、サンバが生まれる以前からブラジルではカーニバルの音楽としても親しまれていたほか、マルシャのリズムは広くポップスにも使われてきた。

続きを読む

ブラジル野菜で被災地に笑顔を…宮城県名取市で料理イベント開催

2017年 10月 8日
マンジョッカ

東日本大震災で津波による甚大な被害を受けた宮城県名取市の住民約15名が、群馬県の農園をバスで訪問れ、キャッサバ芋(マンジョッカ芋)などブラジル野菜の収穫体験やブラジル料理を一泊二日で楽しんだのが約1年前、2016年11月のこと。

ツアーの参加者のほとんどは仮設住宅で暮らすお年寄りで、震災以降、初めて自費で旅行に出たという方がほとんどだったという。農作物の収穫を体験したほか、ブラジルの名物焼肉料理シュハスコや、サンバのパレードなどを堪能した。

続きを読む

貧富の差が大きな国!? ブラジル2016年、経営層に莫大な給与を払った企業ランキング

2017年 10月 5日
ブラジル 高い給料

ブラジルは世界有数の貧富の差が大きい国と言われるが、その差が気が遠くなるほどの差であることを実感させられる情報が入ってきた。

グローボ系ニュースサイト「G1」が9月30日づけで伝えたところによると、同日、金融コンサルティング会社「コンヂネイロ」が2016年度に経営層に支払った給与額の高い会社ランキングを発表したという。

続きを読む

ボウソナロ議員、差別発言で黒人社会に対し損害賠償を命じられる

2017年 10月 5日
ボウソナロ

ブラジルの次期大統領選挙の候補としても名前が挙がっているジャイール・ボウソナロ(ボルソナロ)連邦下院銀(PSC:キリスト社会党)が、リオデジャネイロ州司法裁判所によって、キロンボの住人の子孫たちのコミュニティと黒人社会に対する人道的な損害賠償として、5万レアルを支払う命令を言い渡された。「オ・グローボ」など現地メディアが伝えている。

続きを読む

遅刻社員に「国歌斉唱」させたコーヒー大手企業に賠償命令

2017年 10月 3日
トレスコラソンイス

先日アメリカ合衆国で起こった、試合前の国歌斉唱で起立しなかったNFL選手とトランプ大統領との騒動に見られるように、「国歌」は時として為政者と国民の間で軋轢を生むことがある。

日本でも数年前、学校教師が国歌斉唱時に起立を拒否して話題になるなど、洋の東西を問わず、国歌は国と個人の自由意志の解釈の違いを顕在化させることもある。

続きを読む

フロリダのハリケーン被害でブラジル産オレンジ価格が上昇

2017年 10月 2日
オレンジ収穫 ブラジル 豊作

今年の8月から9月にかけて、カリブ海諸国とアメリカ合衆国南部で甚大な被害をもたらしたハリケーン。市民の生活に大きな爪痕を残したが、農産物にも甚大な影響を及ぼした。

農作物についてはアメリカ合衆国フロリダ州のハリケーン「イルマ」による被害が大きく、果樹園の木々が水没した映像で自然の猛威をまざまざと見せつけられた。当然ながら、フロリダではオレンジ生産量の大幅減少が見込まれる。

続きを読む