
国連の下部機構の一つである世界気象機関(WMO、本部ジュネーブ)が9日、世界全体の温室効果ガスの平均濃度が過去30年間で最も高い上昇率を記録し、海水の酸性化も進んでいると発表したと同日付伯字紙や各紙サイトが報じた。
WMOによれば、2013年の温室効果ガスの濃度は過去最高を更新、二酸化炭素は396.0ppm(ppmは100万分の1)となった。この値は2012年比2.9ppm上昇し、増加量は過去30年間で最多となった。
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サンパウロ市政府は、同市旧市街区(セントロ地区)の3月25日通りと近辺の一帯を車両通行止めにする計画があると、市のジウマール・タット交通局長が語ったと、現地メディア(「エスタダォン」9月6日づけ)が報じた。
また交通工学公社(CET)は、同地域にシクロファイシャと呼ばれる、日曜、祝日のみの自転車専用レーンを設置する予定だという。
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世界各地で話題になっているスーパームーン。月が地球にもっと近づく時期に満月か新月になると、月が最も大きく見えるという。日本では9月9日(火)がそれにあたるとされている。
年に1回あるかないかの希少な現象とのことだが、NASAによると2014年は3回起こり、7月と8月に観測されている。9月のスーパームーンは今年最後となる。
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サンパウロ市の市バスが進化している。フェルナンド・アダジ・サンパウロ市長(PT)とジウマール・タット交通局長は9月2日(月)、新機能を備えた20台のバスを導入したことを公表した。
これらのバスはエアコン、数台に無料Wi-Fi、そして監視カメラを備えている。現地メディア(「G1」同日づけ)が報じた。
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聖市のジウマール・タット交通局長は(9月)1日、パウリスタ大通りに自転車専用レーンを設置する工事を今月にも着手し、年内には終了させる方針と発表した。2日付エスタード紙などが報じた。
自転車専用レーン整備計画はフェルナンド・ハダジ(アダジ)市政(労働者党=PT)の主要政策で、6月以降、市内に44.9キロの専用道が新たに整備された。
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8月29日(金)から31日(日)の3日間に渡り、サンパウロ市で、中南米裏千家茶道普及60周年・茶道裏千家淡交会ブラジル協会設立60周年記念大会が開催された。
今大会には、茶道裏千家15代家元千玄室大宗匠を始め、アルゼンチン、メキシコ、ペルーなど各国の淡交会会長も来伯し、盛大に執り行われた。
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警官が自転車で町をパトロール。日本の町のような光景が、サンパウロでも見られるようになりそうだ。
といっても、自転車に乗るのは厳密には市の保安官。サンパウロ市が現在推進している自転車専用道(シクロヴィア)で、自転車のドライバーの安全を守るために機動する。8月22日(金)、サンパウロ市が発表した。
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ブラジルで、サンパウロ市内にある居酒屋を紹介した本「IZAKAYA: POR DENTRO DOS
BOTECOS JAPONESES」(著者・高橋ジョー/写真・仁尾帯刀/イラスト・高橋ミカ)が発売された。
発行は現地の出版社メリョラメントス社。プレスリリースによると、本の企画は、同社のブレノ・レルネル取締役理事の発案にによるものとのこと。レルネル氏は世界主要都市を訪問した際に、和風居酒屋が発展している傾向を重視し、サンパウロでも同じ現象が近く起きると予測して、本書の企画を進めたという。
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