
かつてお好み焼き専門店といえば、聖(サンパウロ)市エステダンテ街の「道頓堀」が有名だったが、閉店して久しい。
そこへデカセギ帰りの簗瀬マルセロさん(40、二世)が先月(10月)8日、新たに「焼き屋」をオープンした。
同店主はデカセギ時代に味わった本場の味を当地で再現しようと奮闘中だ。伝統的で高価な寿司、刺身、天ぷら以外の日本料理、いわゆる大衆料理をデカセギ経験者が当地に導入する流れが定着しつつあるようだ。
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コリンチャンスとパルメイラス。四つあるサンパウロ州メジャーチームの中でも特に歴史的に仲の悪い両チームだ。
この両チームのグッズショップのオーナーが手をたずさえてサッカーから暴力を取り除こうとして始めたあるキャンペーンが反響を呼んでいる。
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「ペルー、そして地元の日系文化をブラジルに伝えたい」。
そう意気込むのは、聖市在住の日系ペルー人三世、橘谷(きつたに)ロシオさん(42)。1年前に渡伯したホルヘ・ルイス・ピミンチューモ・ビジャロボスさん(26)と、半年前にペルー料理の仕出しサービス「George Villalobos」を立ち上げ、料理イベントの企画のほか料理教室も実施する。
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ブラジル初の讃岐うどん専門店「メウ・ゴハン(Meu Gohan)」が、9月14日、サンパウロ市ヴィラ・クレメンチーノ区にオープンした。
麺は手打ち、スープ原料は全て日本から取り寄せというこだわりだ。
店長の水本良夫さん(33、三世)は「ゆくゆくはラーメンなどメニューも増やす計画。日本の味を出して行きたい」と意気込んでいる。
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アメリカ合衆国のシカゴで1949年に創業した老舗ポップコーン・ブランド「ギャレット ポップコーン ショップス」。
同ブランドのポップコーンは契約農家が栽培する大粒のトウモロコシを、ノンオイルではじけさせたもので、軽やかな食感も人気の秘訣となっているようだ。
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9月27日(土)、グレミオ・フチボウ・ポルト・アレグレンシの本拠地としても知られるポルトアレグリ市(リオグランジドスウ州)に、グレミオの公式ハンバーガーショップ「ハンブルゲリア1903」がオープンした。現地メディア(「グローボ・エスポルチ」同日づけ)が伝えている。
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連邦警察がサンパウロ州内陸部のアラサツーバで23日、中国人夫妻が経営する店で奴隷労働を強いられていた23歳の中国人女性を救出したと24、25日付伯字紙や各紙サイトが報じた。
アナ・ビジョウテリヤで売り子を務めていた女性の昼食時間は15分。住居は商品を保管する倉庫の片隅を板とダンボールで仕切り、薄いマットレスを置いただけの場所で、食事も床で作る、水はバケツに汲み置いたものを使用、外出は許されないという劣悪な条件下に置かれていた。
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ブラジル関連のイベントなどを通じてじわじわと浸透しつつある「黄金の草」、カッピンドウラードと呼ばれる植物を使ったビオジュエリー。
近年は、エシカルファッション関連のイベントでも注目を集めはじめている。
カッピンドウラードは、ブラジルのセハードと呼ばれる地帯全域に広く分布しているそうだが、トカンチンス州のジャラパォン地域に集中して自生している植物だという。
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